自分が購入したのは通常版。箱自体は業者の汎用だが、左上に企画オリジナルのシールが貼ってある。
気になったには、地球が白黒だった。
これサイン版はフルカラーなのだろうか?
しかも、この地球ぱっと見で大陸が無い。サンプルはオーストラリアや日本がはっきりと見えたが、現物は自分ではどこがどこだか判別つかなかった。
サイン版は7月7日のライブ後に届くらしいので、各反応を待とう。
1990年代の浦沢直樹の漫画、Masterキートン。
最終章の前に百合子の恋愛話があるが、これが両思いながら離別する切ない話で、しかし死別ではないので純愛として彼女の恋愛的幸福は約束されたものと読者は思っていた。
だが、しかし…
約10年後に単行本1冊だけ復活したMasterキートンReマスターで、百合子の結婚と離婚が同時に読者に伝えられるが、その結婚相手の名前が永井勝利では無かった。
少年漫画ではないので、主要人物が全員幸福というのもおかしいのはわかるが、キートンがトホホを担ってるからこそ脇役の幸福は約束されてると思っていた。
このシリーズ、前作と同じくらい10冊くらい続くのだと思っていたら、1冊で終わってしまって残念。
真偽はどうあれ、この漫画から得た知識や発想というものは多い。
大規模な戦争なしには経済的繁栄も社会的公正も実現できない、などという不愉快な現実は、すでに過去のものになりつつあるということになろう。