2017年12月25日月曜日

【Overwatch】OPEN DIVISION JAPAN 決勝を見てきた感想

  • 最初の握手はBATAとyozにすべきだった。絵的に強すぎおいしかったのに…w
  • taiyoの腕の筋肉凄い。
  • 69ずっと体育座り。情勢から徐徐にタレ目になってたw
  • クレアとtaiyoの眼鏡がおそろ。
  • ゆん、鹿児島から来た。
  • yoz でかい。
  • BATA でかい。
  • 侍はDTNやめてからのほうが輝いていて、そういう意味でも優勝は容易かと思ったが、そんな事はなかったぜ。
  • 両方チームとも、さばげーyoz、Royal(めぐ)クレアとサポが目立っていたので、実にOWらしい試合だった。
  • 序盤はBATAがぱっとしなかったが、後半は焦りからか69のデス間隔が短く、キルログなどに表示されてないBATAの安定さも勝因となった。
  • Royal(めぐ)美少女。試合後に汗ばんでてエロかった。
  • 予想通り、観客の半分くらいは選手の関係者やスタッフ関係者って感じだったが、50くらいのおっさんおばさんから小学生まで、母数が少ないながら幅広い客層で、このゲームが理想としてる多様で健全なブランドアピールはある程度反映されていた。
  • 配信映像と客席から見えるモニタは同じ内容だったが、カメラにうつってない選手の動きでもキルログ表示されただけで意味を理解して歓声をあげる観客に感動した。やっぱりプレイヤが多かったのだろうし、この玄人感を維持しながらも素人にわかる見せ方がどうするのか。
  • 開始から1時間くらいのときに、最後に使う紙吹雪の一部がはらはらと客席に落ちてきて笑った。
  • 序盤は北海道お通夜だったのに、段々と声のでかたがサイクロプスと反比例で聞こえてきたの、会場ならではで良かった。
  • 会場では実況解説の声はちゃんと聞こえるものの、配信と違い、ゲーム音と選手VCより気持ち大きい程度だったので、聞き取れない時も多くあったが、逆に、後半で両チームが加熱すると選手VCが競り市みたいにがやがやどやどやして、会場観客の特権としてそれらを満喫できた。
  • パーティションも無かったので、おそらく両チーム互いにVC会話内容が聞こえてた時もあったろうと思うが、大会後にtaiyo配信で、やはり聞こえてたと言っていた。
  • 実況解説の音声も、おそらく選手に聞こえていたのではなかろうか。日本の小規模大会ではしかたないが、儲からない現状で競技の健全さをたもつのが今後の課題だろう。
  • 仕事ではなく観客としてみずいろがいたが、周囲の一般客に声をかけていて、ゲーム外のコミュニティ活動に余念がなかった。OW帽子をかぶっていたので、彼から「いいっすねそれ」声をかけられて、彼の着てたOWLのパーカーなどでちょろっと雑談。
  • サイクロプス目当てでいったが、結果的には北海道が逆転勝利して、競技として1強ではない状況は健全で、気楽な観客としては大満足で楽しかった。
  • 大会後に、帰宅したら北海道のコーチが解説配信をしていて、晩飯をくう時間がなく苦しかった。
  • 晩飯くって寝ようと思ったら、謎のJeff暖炉配信…。自分が見てた時点で2万人だったが、ピークは4万いってたらしい。
  • 自分でやるにはあまりにつらいゲームではあるが、大会やそれ以外でも、ブリザードの目論み通りに、プレイ以外の生活への影響という点で、しっかりやっているし、OWLとそれ以外の格差も、本大会の盛り上がりや選手のやる気を見る限り、大丈夫そう。

2017年12月1日金曜日

今年やって良かったゲーム(2017年)

  • ゼルダの伝説 BotW。文句なく今年1番、そして10年後にも色んな形で何かが残っているであろう名作。マルチプレー以外の全てがここにある。
  • MOMODORA 月下のレクイエム。日本の美少女に触発されたゲームだが、見た目が美少女なだけで主役は無言だったり、登場人物とプレイヤの線引きがハードボイルド。動きも操作性も素晴らしい。
  • 魔法大作戦。ガレッガの成功により、このシリーズを追いかけることに。1990年代のアーケードゲームも、60fpsとUI(HUD)の整理など、完全な新作ではなくとも今でも充分に通じて遊べることを証明している。その上で一部の絵が追加されていたり手間と情熱がかかってる。
  • Stardew Valley。何から何まで凄い。プレイスタイルは自由、気楽に初めて没入できて、いつでもやめられる。登場人物が豊富な上にそれぞれの行動や会話にも幅があり、作品内社会を確立してる。これは1日あたりのプレイ時間が短くも、数年かけて遊び続けられるだろう。
  • Hyper Light Drifter。最初のトレイラか待ってて、日本PS4では1年程おくれて発売。多少リトライ性に不便を感じるが、非言語の世界観、1目見ただけでわかるキャラの動きと、それにともなう操作性。かつての名作を継ぐ子供の1人。そして、意外とその子供や孫の作品が少ない現実。
結果的に1人用ばかり。
正直なところ、Eスポーツとマルチプレーに疲れてる。
あれらは無くならないし、あるべき遊びの1つだが、主流となると話は別。

2017年11月14日火曜日

2017年に始めた事

【牛乳を飲む】
もともと牛乳で腹痛するので、ずっと飲んでいなかったが、寝る前や寒くなって突然に飲みたくなり、1日250ml程度だけ飲むようになった。
量は意図した制限でなく、その程度しか飲みたくない無意識の基準。
ただし毎日ではない。
牛乳自体は体温をさげる効果があるのだが、寒い時期に牛乳を飲みたくなる健康的な理由って何なんだろうか?
自分の無意識がわからない。

【帽子をかぶる】
とにかく衣服以外の何かを身につけるのがストレスでしかなかったが、昨年のフランス旅行を契機に、日常的に帽子をかぶるようになった。
不断は眼鏡をかけてるが、画面を見る以外は裸眼のままでいたいので、外出時も歩くだけの時は裸眼だった。
目の負担もだが、眼鏡の反射が気になるからだったが、1度帽子になれてしまうと映画館などでの眼鏡の反射も防げるし、外に限れば眼鏡と1組でないとしんどい。

【風呂】
仕事を始めた頃からシャワだけ。
しかし、もう歳のせいか冬が厳しいw
あと風呂を避けてたのは金の問題もあったが、近年は金額がシャワと変わらんとわかって。

【Amazon Prime】
弟がタブレットの割引に利用したいというので調べたが、漠然と月数千円、年1万円ちょいくらいに考えていたが、年会費4000円という破格で驚いた。
500円程度の日用品と一部無料のビデオでこれなら、どうしてこの金額で成り立つのかわからない。

【太陽の下を歩く】
とにかく天気が良ければ昼間に歩く。
特に徹夜など寝てない日にこそ太陽の下を歩く。

2017年11月8日水曜日

パソコンのホームポジションにホカロン

土台にタオルがあるか無いかで保温の程度が全然違う。
単純に寒さ対策だったが、肩の痛みもやわらいだ。


2017年11月4日土曜日

【Overwatch】BlizzCon 2017 - World Cup 感想

2017 overwatch world cup quarter finals | Live |


  • 観戦モードでチームごとにスキンと色が統一されて実に見やすい。
  • しかも、アビリティやULTなど行動のエフェクトもチーム事に統一されていて、マーシーやゼニなどのULTや回復も距離は方角もわかりやすく、より連帯感が増してるように見える。
  • 例えば、DPS主観でも周囲のゴリラやDVAの飛び込みなどの連携などが見やすくなり、少年漫画的な見せ物要素が強くなり、ROM専でも充実できるようになってる。
  • 韓国は辛勝。しかし構成で多少実験してるようにも思えた。アメリカはあれだけやって負けてしまって、運営的にもどうなんだろうか。

2017 overwatch world cup | semi Finals & Finals | Live |


【良かった点】去年よりも、全体的にもつれた試合が多かった。
【悪かった点】フライングズンバやミロポジなど、マップの個性、地形効果を利用した戦いが無くなった。

圧勝とはいかなかったが、それでも結局は韓国が2連覇で、会場冷え冷えで草。


2017年10月27日金曜日

中島愛がまともに歳をとってる

電波ラボラトリー #036 【ゲスト③:中島愛】


いい感じに歳をとってる。
相変わらずテンプレの処理がヘタだが、昔ほど自身が興味ない事を無視しなくなった。
駄目なら駄目で流せる大人になっている。
彼女の客は男だが、もともとアイドル路線にしては我の強さが隠しきれずに男への媚び方がへただったが、その女子校的な強さ、それだけに女声優の消費されてるだけの疲れが見えずに、まともな人生をむかえられてるように見える。
今更ながら、そのヘタさと強さがフィリピン母の血なのだろうか。
あとMaynが仕上がりすぎてる。


2017年10月26日木曜日

金元寿子のアルバムを衝動買い

GAMERSの歌い方が良かったので、金元寿子のアルバムを衝動買い。


Fantastic Voyage

80年代のアイドルかな?w
ここはグリーン・ウッドを思い出した。
過剰に若さと明るさを出して、よくわからん寸劇もあり、ついていけなかったw
というより、そういう路線はキャラソンで飽和してるのに、個人名義で被った内容なのは残念。
曲調で言えばGAMERSだって同系なのだが、ここ1年ほどで彼女がおばさん的な居直り、地に足ついた生き方を見出したような、商品としての可愛らしさを維持しながら耳障りじゃないおさえかたを心得た点が素晴らしかったので、やはり数年前の歌を聞いたことが間違いだったか。
2015年のrest forestあたりで今に近い。
どのあたりが坂本真綾の指輪のような非処女声転機なのだろうか。

INVADER イカ娘

キャラソンというよりカバーに近いパロ曲。
坂本真綾 LIVE TOUR 2009 “WE ARE KAZEYOMI!”じゃないが、歌と曲と伴奏と音質が全て噛み合うほうが稀ということか。


【ブレードランナー2049】全世界の興行収入を合計しても赤字

Blade Runner 2049 (2017) - Box Office

Total Lifetime Grosses

Production Budget$150,000,000=----%
Domestic$75,985,227=38.8%
Foreign$119,862,543=61.2%
興行収入は世界合計で190 million。
これだけ見ると製作費より4000万ドルほど黒字だけど、興行収入だから…
これ配給収入だと赤字じゃね?
BDやネット配信でようやくとんとんかな…。
大コケの誤報も何のそのなんて記事もあるけど、内容の是非とは別に、売り上げは明らかに大コケだろう。
こういう数字も記さず浅薄な印象だけで肯定してる気になってるゴミ。
映画「ブレードランナー」続編が大コケ 中年にしか受けない説当時はアメリカの数字だけだったが、全世界の数字が出てこれは…。
ドゥニは誠実な監督だし、見れば何かあると思うのだが…。
個人的には、むしろ見に行く気にはなったけど…。


2017年10月24日火曜日

【Gal Gadot】キスまとめ


11月はハンス・ジマー祭

注文履歴で改めて思った。
今年のライブツアーBDとブレードランナー2049サントラに、映画音楽のドキュメンタリと、11月だけで1年分くらいの商品量。


【双亡亭壊すべし】6巻の感想 - これは漫画ではなく藤田和日郎の自伝である

面白すぎる。もう頁をめくるたび1頁ごとに笑ってしまうくらいに、時代錯誤で破天荒で明確で情熱に溢れてる。

■萌えを萌え描写せずに萌えさせる

群像劇とはいえ、凡人枠での主役である凧葉の演説に同意して戦場に踏み出すのが、ダブルヒロインの紅とフロル。

本作自体に、凧葉の親友枠が無いのもあるが、本来こういった場面では、いがみ合っていた男同士の不本意ながら後につながる関係の同意や、くちで反発しても友情ある同意や、戦友的な関係の核心を描くような展開である筈なのだが、男の決意に真っ先に同意して危険に踏み込むのが女である、という点に、勇気や仲間といった男的な価値観に無理なく女を展開させて、嫌味なく異性過大評価せずにヒロインそれぞれに萌えさせるという、熱血ながらさりげなくしたたかな藤田和日郎。

テレパシに初めて感応する描写を、小さいコマながら、それぞれ女キャラでやってるのも、作品を下品にしない程度に女を忘れずにさしこんでいく老獪さに笑いが止まらなかった。

既に価値観や絵柄が時代錯誤である藤田和日郎だが、それでもあえて言おう。藤田和日郎の描く女は、文句なく今でも通じる美少女。

上2コマは今でもよくある萌え描写だが、左下の1コマが藤田和日郎節というか、古い作家と感じる。美少女に萌えさせた上で、その行動はある程度意図した好かれるための行動であると女が自覚的で、更に、それらを冗談として納得しながら、あきれながらも優しさや覚悟がある笑顔。つまり、母性。

今ではバブみと呼ばれ、あまえちゃんなんてものが出てきたが、萌えという点で同じ指向なのに、この両作品は明らかに違う。歳下の女に無条件で全肯定させる男の甘えと、母性を含んだ大人びた少女を自立した女神として崇拝するのは、全く別ものである。

その点で、藤田和日郎は富野由悠季がやったように、後者をしていて、現在バブみと言われるものは前者に当たる。良くも悪くも藤田和日郎が古いのは、どうしても意味や価値を求めてしまう事であり、だからこそ主流ではなくとも長きに渡り漫画家を続けられ、今でも読む価値がある。

このフロルは、敵でもなく闇堕ちでもなく、危機的状況を打破するために主人公を求めるテレパシ、奇跡展開なのに、そこでこういう風に描写する不思議。

■その他に思った事。

  • 絵に奥行きがある。
  • 挑む、向かう、という描写で、人物と場所を等しく描いて、人物の背中と遠景の対比をしっかりしてる。
  • 強さが精神論じゃなく、超常的な敵も、現在の人類の知識、科学の範疇であり対抗できるが、科学が至上なのではなく、科学もまた世界の1部に過ぎない。
  • ランゴリアーズに続いて、今回は惑星ソラリス。パクリとかではなく、もう見向きもされてない古い作品の強さを、どうにかして面白く残していこうという感じ。
  • 謎だった敵の目的が、しょぼいが、意味としては実に大きい。敵が生き残るのに必要であり、かつ人類にとって必須ながら不断は全く意識されない、海川。
  • 紅は凧葉にデレすぎw もう弟と同等になってるじゃねえか。
  • 配達の兄ちゃんに笑いが止まらなかった。醜くも必死な人間の生き様と、それに触発される熱い人、というのは古典的であり藤田節だが、今回は全くのモブで主役との人間関係もないのに、前振りなくいきなり弟のアレでぶちぬき2コマってw
  • ジョジョのタスクもだが、今回、聖剣的なものがなく身体がドリルなのって、かろうじてだが「自分の身体で戦え」ということなのだろう。
  • ジョジョも超能力の作品ながら、能力の発動は基本的に「自分の手で触れる、掴みとる」といった、行動と接触の危険を含んでいる。
  • 荒木飛呂彦にせよ藤田和日郎にせよ、描写だけ見れば突飛でも、根本的には「まず自分で見て触れて痛い目を見ながら学び進む」点で全く同じである。

思うに、もはや登場人物や物語とかではなく、今では失われ、かつても稀少ながら存在していた優しさや勇気や、なりふり構わぬ行動や人間関係、それらをいかに残し伝えるか。旧世代の意地や主張やら、この俺…藤田和日郎はこれまでこういう事を学び、今まさにこう考えて生きているが、もしかしたらおまえたちだって実は同じモノを感じてるんじゃないのかどうなんだ!?…と言わんばかりの漫画というより自伝。設定や描写の細かいとこは気にならなくなったが、もう娯楽漫画としては読めなくなった。それだけに、すっげえ面白い。

映画音楽のドキュメンタリ「すばらしき映画音楽たち」BD予約開始

1930年代のキングコングから始まり、現在までの主流映画音楽と作家と歴史を紹介するドキュメンタリ。
ピアノを屋外に野ざらしで、それをワイヤーでつないで特殊な音を録音とか、オバマが大統領に当選したときにタイタンズを忘れないが使われて、無許可使用に腹が立ったが嬉しかったというこぼれ話とか、とにかく笑えるし学べるし素晴らしいドキュメンタリ。


【ブレードランナー2049】限定版と言われてたサントラがアマゾンで普通に購入可能

Blade Runner 2049

公開間際で映画『ブレードランナー 2049』の音楽からヨハン・ヨハンソンが降板だとか揉めてた感じで、Hans Zimmer等がついだ音楽だが、映画『ブレードランナー 2049』のサントラ CD版は限定2049枚のみとか専用サイトまで作った限定販売かと思いきや、結局はアマゾンで問題なく予約、購入可能に。
いったいなんだったんだ。

それにしても、既存曲の再利用などもあるだろうが、最初から2枚組とは近年のサントラ事情からすると強気だ。

名作SF映画「ブレードランナー」のシンセサウンドはこのようになっている


【MOMODORA - 月下のレクイエム】をクリアした感想

Hyper Light Drifterをちゃんとした形で発売してくれたPlayismが関わってるのもあり、気軽に遊べるアクションゲームを求めてMomodora 月下のレクイエムをプレイした。

■【プレイ動画】MOMODORA - 月下のレクイエム


  • これが1000円で遊べるというのが恐ろしい。
  • 5時間24分程でトゥルーエンドまで見たので、量だけを言えばたいした事は無い。
  • 難易度は高いが、リトライもプレイ終了も容易なので苛つかない。
  • かつては1周30分ほどで、何回も遊べるといった名作アーケードゲームがあったのと同じく、ここまでしっかり作られた作品は、いつの時代にも貴重である。
  • 本作はシリーズ4作目らしいが、自分は知らなかった。
  • Hyper Light Drifter同様に、情熱あるゲーム性と娯楽性を両立したドットアニメーション。
  • 主要人物が美少女ばかりなのに気持ち悪く無い。
  • ヒロインのカホは、ドット絵で愛嬌がありながら無言主人公であり、ゲームの強みである、自身の操作と断片の言葉と文字に依存しない情報のみで幾らでも思い入れられる。
  • 音楽を使わない演出を、使う演出同様にしっかりしてる。
  • 日本製だと思ったら、ブラジル製だった。
  • ゲームってこういうものだよね。好きな事と思いついた事をいかにまとめるか。

【バトルガレッガ】PS4トロコン達成

人生初のトロコンはBloodborneだったが、2本目はバトルガレッガとなった。実は、未だにアーケード1クレでクリア出来ない。逆に、本作のトロコンはそれほど難しくもない。

以下は取得順。

2017年10月3日火曜日

2017年9月29日金曜日

WAVESの弱点をDOTEC-AUDIOで埋める

マスタではなくバスや単体のMSを手軽にいじるDeeChannelTool Channel toolを購入。
ついでに、同じ会社(WAVES)のエフェクトを2重3重に使うと音色の幅がせまくなるので、通常とサイドチェインで異なるコンプが欲しくてDeeCompも購入した。

これまでDeeMaxだけ使って、実験的に複数のエフェクトを利用して感じたのだが、DOTEC-AUDIOWAVESに便乗しながら穴を埋めて行くつもりなのだろうか。

WAVESは基本的に高音が強調され派手だが過ぎるとデジタル的で薄くなる。
DOTEC-AUDIOは過剰とも言える補強(倍音飽和)が売りで、それは低音もこもこアナログ感。

デファクトスタンダードに便乗しながら、ある点で上回ってる日本らしい。

2017年9月23日土曜日

【沈黙】マーティン・スコセッシの映画を見た感想

  • 1633年から1682年。
  • 窪塚の妹が可愛い。佐藤玲石坂友里らしいが、吾我が認識したのは1人で、写真を見る限り恐らく石坂友里
  • 映画としては珍しくもないが、それでも極端に俯瞰の構図が多かった。神視点という事だろう。
  • スコセッシが70過ぎてこれをやれるなら、ノーランが老成したらどうなるだろうかと楽しみになった。
  • 宇宙、空、海を見ると悩み(人生)がどうでもよくなる、宗教とはそれに具体名(固有名詞)をつけたもの。無関係な出来事に連続性を見出して自身を孤立させない。あるいは実際に連続している事に意図して入る。自分の死を無駄にしない代償として自分以外の死を過大評価する。
  • 花鳥風月とは、納得いく死に場所を見出す思想なのではないか。
  • 通訳が渡辺謙から浅野忠信に変更されたらしいが、これが大正解。今回、実においしい役をやりきっていた。これまで日米いずれも彼のわざとらしく抑えてる感じが凄く嫌いだったが、今回に至り、無骨さと冗談をうまく織り交ぜた弁えた強さを持って素晴らしい仕事だった。日本語台詞になると途端に嘘くさくなってるのも笑った。
  • 個人的にはキリスト教の問題というよりも、ヨーロッパの傲慢の結果だと思っている。布教する国の言葉も学ばずに真理だとほざいてる連中。
  • ロヒンギャや北朝鮮に対してイギリスは何をしているのだろうか。
  • そもそも生まれ育った環境と事柄と無関係な普遍宗教は宗教なのだろうか?
  • その無関係さこそが真理と錯覚する理由ではあるのだが。
  • 本作でも言われているが、暑ければ薄着、寒ければ厚着、必要に応じて変えられるのが人類の知恵であり、なぜ宗教はそれが許されないのか。
  • ある程度の厳格性こそが宗教の条件であるし、キリスト教の問題は、聖書が存在する限り新世代が旧世代になった時の更新が無い。
  • そもそも英語が無かった時代の出来事を英語で有り難がってる時点で、すでに歪んでいて、その柔軟さは文化の強さであるが、その変化を認識せずに普遍性を説いてるあたり実に愚か。
  • 本作でゼウスも出てくるが、すでにギリシア神話の断片を無理にキリスト教にはめこんだり、作中で言われる通り、日本に教えるために大日に代替したり、日本に限らず、結局は既知に代替するしか身近にはならない。
  • 海磔刑の後の火葬。あれも場面の連続性を無視すれば、複数人がしっかりと準備して実行した立派な葬儀であるし、あそこだけ見れば、あれだけで宗教である。作中でも言われるとおり、ある場所である集団が共有したものが宗教であり有意義である。存在を否定しているのではなく、ある場所においては不要あるいは有害であるというだけだ。武力が日常的な時代の不幸。
  • リーアム・ニーソンの逆さ吊り。ラーズがジョーカーと同じ逆さ吊りされてる!とメタに笑ってしまった。
  • そして、構成や意図からダークナイトが思ってた以上に宗教映画であったのだなと。アメリカであそこまで受けた理由が今更ながらまた1つわかった。当時から宗教的な引用や参照は指摘されてたし明確だったが、なるほど殉教者の境遇と葛藤をキャッチィにするとダークナイトになるのかと。実際にヒース・レジャーが死んで宗教的(カルト的)盛り上がりもあり、あれはあれでどうなのかとも思ったが。
  • 死に際に苦しまず幸せでいられるのが宗教の存在意義である。現代でもそうだが、苦しむための、苦しませるための宗教の問題点を宗教自体が解決しないといけないのに、そもそも自己肯定の増長であるから、それもまた無理な話。なぜ白人にキリスト教が浸透してしまったのだろうか。宗派を問わずにキリスト教と1つの集合を浸透させたのは偉大ではあるが、その大きさ大雑把ゆえに結局は宗教の動機と目的が失われて機能していないというのも。
  • 現代でも幾らか残っている文化ではあるが、それでも近年で欧米文化を強く受け入れて、当時反発していたが故に残っていた環境、景色が今ではすっかり日本から失われて、作品で肯定されている日本風景が他国(台湾)で撮影されているのも皮肉である。


2017年9月20日水曜日

ヒース・レジャーの追悼ドキュメンタリ「I am Heath Ledger」を見た

今年10月からオーストラリア(パース)にて、2008年に死去したHeath Ledgerの遺品展示西豪州で世界初のヒース・レジャー展開催があり、それを見に行く予習のために、未翻訳のI Am Heath Ledgerを購入した。

■以下、感想
  • そもそも現場でのオフショットやインタビュウ以外の自分撮り映像があれだけ残ってるのが異常。仕事以外の時間でも1人でひたすらカメラ回して色色やってたら、そら早死にするわ。
  • 野心を抱いた若者も、いざ世界中に自分の顔が貼り付けられると人生が変容する。彼の破綻はどうやらロック・ユー!から始まったようだった。
  • 自分撮り自分大好きだが、同様に仲間との行動も多く周囲の撮影も多い。しかも必ずしも自分中心でなくても良いような雰囲気すらあり、どうやら自分大好き構ってちゃんというよりも行き過ぎた祭り好きだったようだ。
  • ある時期から、突然明け方に仕事のアイデア電話をしたり、とにかく人間関係の中で盛り上がり続けて行きたかったようで、それが過剰になって幾らか異様な認識をされていた。
  • 映画俳優の裏で、音楽PV監督をやっていたのも、ある程度の自由さと盛り上がりを求めた結果なのかも。
  • ブロークバック・マウンテンは今にして思うと、ジェイク・ジレンホールとのホモ映画なんて好きな人からは最高だったのだなw
  • TDKRで端役だったBen MendelsohnDaggettの時とは大違いで凄く落ち着いた知的な話し方で笑った。
  • 姉妹のKate LedgerKristen Bell似の美人




総尺90分だが、それぞれ関係者が彼について断片を語ってるだけなので、簡単な英語だしsubtitlesもあるので、ちょいちょいわからな点だけ単語を調べれば2時間程度で見終えられる。
どうも日本販売はなさそうなので、今からでも彼の映画と末路を知った人は買って見る価値はある。


2017年9月19日火曜日

【ダンケルク】最初に幽霊やエイリアンが出てくるまでが1番怖いホラー映画を最後までやりきったホラー映画

  • 【英雄不在】これまでノーランは明確な主役がいたが、今回は展開のための記号。今迄で1番に感情移入以外の要素のための存在。
  • 【ナチスドイツ】ドイツは明確な敵であって悪ではない。今でも特にアメリカを中心に原爆投下を正義としながらナチスを絶対悪にしなければならない自己陶酔な思い上がりが欧米世界の中心だが、本作は死ぬ原因であって善悪を描いていない。これはノーランがうまく逃げたとも言えるし、故に普遍性も獲得している。
  • 【女と黒人】イケメン白人だけの話なだのだが、限られた状況を題材にしているからか、こういったポリコレを全く気にせず作られてる感じに笑った。今回のヒロイン不在は、ノーランだから許されたことで、本来ハリウッド映画なら妻なり恋人なり看護婦なり女神が必ず存在したろうに。
  • 【音楽】今回はもっと音楽を減らして良かったのではないか。船や飛行機や銃声など、これらが全て。音楽も効果音に近い仕事をしていて、かなり裏に廻っているが、それでも、今回に限ればHans Zimmerというブランドは不要だったように思う。少なくとも消費者からは。当事者からすれば、企画力と実行力を備えた作家を使うのが早いという合理性がある。ブレードランナーもHZがやるようになったし、曲の好き嫌いはともかく、現場としては、何でも出来て困らない作家だから、もはやどうこう問題ではないのだろう。
  • 【人の距離感】自分がノーランを好きな理由の1つ。登場人物と観客に距離がある。あるいは登場人物同士すら距離がある。今回は特に3人称ながら1人称的な映画で、人物Aが人物Bを見てる時、人物Bの本意は観客にすら知れない。それが、互いの英雄性を高めている。特に、今回は人が人以外の人工物、船や飛行機を見る場面が多いが、人物Aは船や飛行機を見ても、その中にいる人物Bの内実を人物Aにはわからないように描いてる。これが日本的なロマンチックになると紅の豚になる。ジーナの庭に豚が飛んできて、観客にはジーナと同じく遠くを飛んでる飛行機だけが見えて、豚の描写が無い。自分はあれを思い出した。船乗りの兄の話が最高。あそこで、写真とか回想を見せずに、当事者が既に無い事にしれっと触れるだけ。
  • 【無駄死に】キリアンに殺された男。あれが映画的にいるかどうか何とも言えないが、兵士以外の死。しかも、仲間による無駄死に。本作の終わり方もだが、映画的には感動的に見せてるが、登場人物は当事者として必ずしも感動せずに、むしろ反抗すら抱いているように終わる。
  • 【切れ目が無い】今回は映画の段取りでは感動的な場面でも、すぐ次にあまり気持ちの良く無い場面にうつる。ジェットコースター映画とは違う、大失敗でもなく大成功でもなく、過剰に見出させない。とにかく疲れた。トムハーディのプロペラはギャグだと思って笑ったが、その後の終わりかたで、もうどう見て良いのかわからなかった。キリアンも今回は笑い無し。彼は出てくるだけでちょっと浮いてるおかしさがあったが、今回はしっかり差し迫ったままで、ちゃんと出来るんじゃねえかと。
  • 【車窓】ノーランの売りの1つ。奥行きある遠景。最後、電車から見える景色で、自分は泣いた。映画の感動的な場面でもあるのだが、昨年に人生初の海外旅行フランスに行った時に思い知った、見知らぬ国と見知った場所の風景だけで生涯に残る何かを見出せる、というのを思い出して。
  • 【テロ】もはや、特に日本の我々はほとんど戦争を知らない。しかも、本作においては当時敵国の話でもある。これを見ながら現在のテロについて連想した。戦争は知らないが、こういった状況の体験が欧米主要国にとって他人事ではなく、その一部は日本の自分達にも見られるし、あるいは経験した。そういう意味で、本作の意図はどうあれ、こういった疑似体験がどこまで娯楽となりえるのか。今の欧米テロは戦勝国のツケである。本作の意味というよりは、いつものノーランらしく、本作は過剰に戦争悲惨だとか美化だとかせず、とにかく恐ろしい状況をすげえ映像で程々に娯楽的に教訓的に描いた点に優れていて、可能な限り実物で実現をした作品だからこそ、その実現がどれだけ体験に結びつき、その体験が必ずしも良いことでは無い事もある。意図的かわからないが、今回はノーランらしからず、作品自体も全肯定に溢れたものではなく、酷く疲れた。
  • 【ホラー映画】最初に幽霊やエイリアンが出てくるまでが1番怖いホラー映画を最後までやりきったホラー映画


2017年9月18日月曜日

【GoPro】録画した動画をMacが認識しない問題

■MBPLate-2011
■OS10.7.5
■GoProHero 5 Black
  1. USBハブとMBP本体いずれもハード(カードリーダ/GoPro本体)を認識せず
  2. 同じUSBポートに異なるハードは認識する
  3. 録画した動画メモリカードはGoPro自体では認識してる


台風18号



■ベトナムは台風19号


2017年9月12日火曜日

2018年の日記を「高橋書店 No.24」から「No.55」に変えた

2016年から使ってる日記を高橋書店 No.24から高橋書店 業務日誌 No.55に変更した。
2018年はこれ。
■理由は2点。
  • 慣れるとB6だと小さい
  • 左右だけじゃなく上下もあるほうが位置情報として見やすく思い出しやすい
最初はボールペンでちまちま書いていたが、段々と文章を書かずに、単語や絵図を書くようになり、かつ太く大きく書くので、判型を大きくしたかった。
理想はB5やA4の4分割日記だが、少なくとも印刷された商品として存在しない。
1日あたりの面積は小さくなっているのだが、これまで使ってたのは以下のような形だったので、恐らくは問題ないだろう。