2017年9月20日水曜日

ヒース・レジャーの追悼ドキュメンタリ「I am Heath Ledger」を見た

今年10月からオーストラリア(パース)にて、2008年に死去したHeath Ledgerの遺品展示西豪州で世界初のヒース・レジャー展開催があり、それを見に行く予習のために、未翻訳のI Am Heath Ledgerを購入した。

■以下、感想
  • そもそも現場でのオフショットやインタビュウ以外の自分撮り映像があれだけ残ってるのが異常。仕事以外の時間でも1人でひたすらカメラ回して色色やってたら、そら早死にするわ。
  • 野心を抱いた若者も、いざ世界中に自分の顔が貼り付けられると人生が変容する。彼の破綻はどうやらロック・ユー!から始まったようだった。
  • 自分撮り自分大好きだが、同様に仲間との行動も多く周囲の撮影も多い。しかも必ずしも自分中心でなくても良いような雰囲気すらあり、どうやら自分大好き構ってちゃんというよりも行き過ぎた祭り好きだったようだ。
  • ある時期から、突然明け方に仕事のアイデア電話をしたり、とにかく人間関係の中で盛り上がり続けて行きたかったようで、それが過剰になって幾らか異様な認識をされていた。
  • 映画俳優の裏で、音楽PV監督をやっていたのも、ある程度の自由さと盛り上がりを求めた結果なのかも。
  • ブロークバック・マウンテンは今にして思うと、ジェイク・ジレンホールとのホモ映画なんて好きな人からは最高だったのだなw
  • TDKRで端役だったBen MendelsohnDaggettの時とは大違いで凄く落ち着いた知的な話し方で笑った。
  • 姉妹のKate LedgerKristen Bell似の美人




総尺90分だが、それぞれ関係者が彼について断片を語ってるだけなので、簡単な英語だしsubtitlesもあるので、ちょいちょいわからな点だけ単語を調べれば2時間程度で見終えられる。
どうも日本販売はなさそうなので、今からでも彼の映画と末路を知った人は買って見る価値はある。