非常食の代名詞となっているカンパン。
しかし、自分にとっては、河豚や鰻や松茸や鯛や焼肉やラーメンよりもありがたいし、うまい。
そもそも、自分は食事に淡白で、可能な限り金と時間をかけたくない。何も食べず、何も飲まずに生きていけるなら、それで構わないという価値観。
かといって、ただ安価なものを食べても体を壊すし、体質的にも材質をごまかすための味付けや油が過剰だと吐いてしまう。
自分は仏教徒ではないが、彼らの食事に関しては同意するし、むしろ望ましいとすら思う。
冬場など、1日中自由に白湯を飲めるなら、それで食生活は幸福だと感じられる。
1日3食を暴飲暴食だとは言わないし思わないが、自分には過剰である。
最近、何を食べても吐いてしまい、色色と試した結果、その中の1つとしてカンパンに落ち着いた。
もともと好きな食べ物ではあったが、それでも日常的に食べる機会はこれまで持ってこなかった。
200gを3日ほどで消費する。流石にそれだけを食べて生きているわけではないが、健康と安価は意外と両立が可能なのではないか、とカンパンを食べてると思う。
良薬は口に苦しというが、健康に良ければ基本的にうまいと感じる筈である。
湯通したモヤシを何の味付けもせずに食べておいしいと感じない人間のほうがおかしいと思う。
それこそ、何につけ感謝しろなどの宗教的な話ではなく、資源の運用という実利の問題として、それほどの食事が必要で、味付けが必要なのだろうか?
最近の研究で、計算問題など頭を使うと1.4倍のカロリー消費となるとあった。しかし、普段からそういう頭の使い方をしてる人たちは、むしろ食事量は比較的に少ない傾向にあるのはどうしてなのだろうか?