2022年2月19日土曜日

鉛筆を毎日使うために手動の鉛筆削り「CARL A5RY3」

自分は、文字/絵画/楽譜/雑記、あらゆる事に鉛筆を使う。

しかし、手動鉛筆削器(大人用)の決定版!削り上がりの美しさにうっとり。【文具のとびら】#255【文具王の文房具解説】カール事務器「エンゼル5ロイヤル」にもある通り、仕事/趣味で毎日使える耐久度と利便性と鋭角を兼ね備えた電動の鉛筆削りが、現在は見当たらない。

自分は、ここ1年程度で電動鉛筆削りを3種類ほど試したが、どれも満足する物ではなかった。

そこで、先ほどの動画に行き当たり、思い切って手動の鉛筆削りを購入した。そして、大正解だった。

10年単位で手動は使っていなかったが、かつての鈍く重い感覚は全くなく、鉛筆の鋭角に削れる。商品自体も、重量や硬さなど、日用品としての耐久性は充分に感じられる。

当然、電動に比べたら手軽さはどうしても薄まる。

しかし、現在においてiPhoneなどではなく鉛筆を使う人間は、手作業を義務と快楽の合間と認識してる場合が多いのではなかろうか?

その意味において、この鉛筆削りは作業の一環としての手応えがありつつ、作業の負担となる物理的と精神的な重さが無い。

実は、CARLの電動鉛筆削りも試した事があり、結果は散々だった。だから、この社名は鉛筆削りの候補からは久しく消え失せていた。

だが、先述の動画を見かけて、現在の電動鉛筆削りの問題点を指摘した上で本品を紹介していたので、買ったら正解だった。

同じ会社でも、目的が同じ道具なのに電動と手動でここまで違うものかと驚いた。

少なくとも、どこかの誰かが「これこそ史上最高」と豪語するような電動鉛筆削りが作られない限り、そして、コレが壊れない限りは使い続けられそうである。