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2017年6月2日金曜日

藤田茜=堤さやか+花澤香菜/2

顔に関しては現役である花澤香菜が指摘されてるが、堤さやかは見当たらなかったので。

2014年12月22日月曜日

【花澤香菜】2nd写真集「遠い口笛」に見る花澤香菜パッケージの限界

流石は売れっこというか、トルコ(海外)撮影だったらしいが、ミラクルジャンプ 2015年 1/30号の時にも思い、これまでの写真、静止画と変わらない。本人は動いて話すと、割り切った全力の愛嬌があり、男に好かれる粗と女に嫌われない粗を両立した実にしたたかな挙動を楽しめる。つまり、花澤香菜は笑顔以外の表情(行動)に優れているので、同じ角度と同じ表情では売りにならない。背景も服装もそれなりに変化しているのに、写真集を見終わると多様性に欠けた退屈な印象が残る。

今回、1番良いと思った頁。

この、商品として問題にならず、しかし個人的な小さな不満もありながら、それは本音ではなく見せ物として、だけど見せ物にしては少し崩れている、という感じ。花澤香菜、当人というよりも、周囲のスタッフによるパッケージの均質が問題だろうと思う。化粧をかっちりすると、奔放とは相反するし、花澤香菜のいつもの角度と表情では、背景や服装の多様性は意味が無い。この辺り、画一的であり、明らかに作られたパッケージでありながら、どこか自然な感じ、あるいは武装を感じさせない坂本真綾のパッケージ力というのはたいしたもので、美人じゃないけど凄い美人感のやりかた、顔や狙いなど傾向は似ていると思うし、花澤香菜(と悠木碧)のスタッフは坂本真綾の武装、パッケージから色色と学ぶことが多いんじゃないかと。

坂本真綾は率先してるようでいて周囲の手の上なのだが、本人がそんなの気にせず乗ってる感じで、花澤香菜は周囲の要求こそを第1として結果的に奔放な振りをしている、という感じの差なのか。

同日に届いた茅野愛衣「LETTERS」

文通という痛い設定はともかく、写真集としてはよく出来ている。室内と屋外と、明るさも色も異なる状況で、焦点はあってない、色が飛んでるなと色色と、うげっと思うところもあるが、同じ場所と同じ服装でも陰影が異なったり構図が異なったり、それから、あたかも個人的な要素が発露しているかのように見せているものもある。

この2枚。左は屋内の影や、雰囲気ある背景とあわない無表情など、商品としては決まったものではなく、問題ないからのせたという感じ。右は構図と光源と表情ばっちり。同じようなものでも、結果として幅が出来てる。

1冊目の写真集花澤香菜 写真集「KANA」を見ていないので知らないが、これまでの花澤香菜を見る限り、いつもの奴なのだろう。

そろそろ、中堅として名前と行動が表向き自由になってきたのだから「個人」が見える感じの商品が欲しいと思うのだが、それとも堀江由衣を目指しているのだろうか?

裸足や、髪かきあげなど、こういう商品でないと見られない要素はあるが、前者はえらく守られた中でも決まった段取り感で、後者はいつもの顔といつもの構図といつもの陰影で、消費者にとって見られる特別な感じがしない。当人に色気が無い、そういう商品ではないと言えばそれまでだが、どうにも花澤香菜という商品の振り切れなさがもったいないと感じる。

2014年7月18日金曜日

花澤香菜「Flattery?」が素晴らしい

歌詞。例えば片田舎における友情と恋愛の両方を含んだ百合のようにも読めるし、1人称が「私」だから、花澤香菜という条件もあり女の歌だろうが、男の同性愛にも読もうと思えば読める程度の曖昧さをもっている。順等に女が男に歌っているのだろうけど。人生における前向きだがどうしようもない別れを確信し、既に過去になりかけてる歌。歌詞はあくまで進行形だが、自分は全体として「既に終わった事」として認識した。加藤登紀子「時には昔の話を」のように。

Flattery?の歌詞は前向きだし若さがある。しかし、歌詞の人物の再会はありえない。これを歌う女は健全で図々しい。この別れを大切にしているが、健全であるが故に、この別れが人生の幸福や不幸を決することはない。別れを惜しんでも縛られていない。そういう腹立たしさもある。

恋愛の歌ではあるが、純粋に恋愛と示すのは「この恋も」だけ。素晴らしい。恋愛を語るのに「恋愛」と言っては文学じゃない。

それにしても、実に曖昧だ。この歌詞からは性別も年齢も場所も何もわからない。何となく14歳から20歳くらいと考えられるが、あるいは親から問答無用の引っ越しで田舎村から東京に向かう小学生かも知れない。小学生と言うには過去を過去として強く認識しすぎと思うけどw

2行だけ英語の歌詞があるが、どうせなら日本語で統一してほしかった。聞いていて不自然さは無い。歌の決めどころじゃなく前振りだから。しかし、英語の歌詞を入れると個人的な事情が薄っぺらい自己陶酔になり、また商業作品であることを強く示すので、ここまでやるなら英語の歌詞はやめてほしかった。

楽器編成に関しては、これでも多すぎると思う。ドラム、ベース、ピアノくらいでも良い。スネアをブラシにして16分のリズムはそれだけに依存しても良い。編曲が駄目というよりは、編成が小さい程に個人的な思いが強くなるし、Strとかでもっと埋める大きな編成の場合には、奇麗にイベントを終わらせられる、メロはほとんどDから5度圏内と狭く単純な構造故にあらゆる形にしやすく、素人でも乗りやすい。コード進行自体はG,A,Bmとアニメ的な厨二進行だが、印象としては民謡に近い。1600年頃から伝わるアイルランド民謡The Parting Glassと同じ印象を持った。

切なさの1つとして、この曲はkey=Dだが、歌の着地はBm。メジャーKeyの中で歌として落ち着く間合いでマイナーコードを当てている。明るいのに悲しい要因の1つ。

花澤香菜にとって、花澤香菜を売る大人にとって、ファンにとってどういう位置にある曲かわからないが、例えばこれがアニメの最終回や映画のED曲だったら大爆発すると思う。

ドラえもん大長編のゲストにも通じる思想、1度きりだが強い印象と前向きな別れ。歌手や一部の属性を酔わせるのではなく、聞いている人の何かを想起させる程度に曖昧でキャッチィ。花澤香菜の歌手活動がどうやっていつまで続くかわからないが、歌詞の内容は若いが意味は過去に価値がある歳に通じる。何となくおしゃれな曲として流さず、花澤香菜が大事にすれば浸透し10年後にも残ってるかもしれない。そう思う。

2014年7月17日木曜日

花澤香菜「25」が不愉快な理由

花澤香菜とは無関係な他人に同じ(似た)曲を提供してる人を集めて他人に提供した同じ(似た)曲を並べて「これが花澤香菜です」なんて言って売ってるんだから。
自分はラジオを聞かないしライブ行ってないし出演してるからとアニメを見ることもない、つまりファンじゃないが、どうしてファンが怒らないのか理解できんよ。
あの声と顔が露出してそれを認識出来れば何でも良いのか?
度胸と応用力があり奇麗に着飾りながらも程よく乱れて見せて男に好かれ女に嫌われない術を知るしたたかで出来る人を1アイドルとして使い捨てて良いのか?
もったいないじゃん。
ファンじゃないけど。


2014年7月14日月曜日

【花澤香菜】「25」感想

バースデイ
ピアノがもっと低音で丸っこいジャズピアノ音質なら良かった。アタックが強いから潰してる音がどれかわかってしまうのが残念。
25 Hours a Day
ポップス。キックが良い音。
Brand New Days
シンセもキックも80年代を狙ってるけど、あの頃のような濁った音になってないので物足りない。アルバム中の1曲として狙いは良い。イントロや間奏がこういう声の利点。これを如何に飽きさせないかがアルバムの課題だが、作家が固まってるので失敗に終わってる。
恋する惑星
菅野よう子から離れた坂本真綾。個人の表現というよりも、この業界曲。曲自体が悪いわけじゃないが、つまらん。
マラソン
坂本真綾でも似た曲が幾らでもあるが、音の扱いが坂本真綾より丁寧な気がする。ぐちゃっとした所が無い。
YESTERDAY BOYFRIEND
打ち込み畑じゃない人が打ち込んだ感じ。ある程度の軽さは狙い通りだろうが、それにしても音に意味が無い。「だぜ」は良かった。奇麗な声で奇麗な面しか見せない女は、如何にして乱れて見せるのが肝心で、花澤香菜はラジオでそれを自在にこなしているが、歌の場合にはこの曲の「だぜ」がそう。その後の説明歌詞で台無し。彼女の男に好かれ女に嫌われない奇麗で雑な間合いが凄すぎる。隙が無い。
無邪気なキミと真夏のメロディ
色物枠。折角のはっちゃけ曲なのに、どこか予定調和の乗り。
Make a Difference
狙った馬鹿っぽい曲調は良い。音質が奇麗なので乗り切れない。「25 Hours a Day」もだが時代錯誤な曲をやるなら音質をもっと作り込まないと。
旅立つ彼女と古い背表紙
Strの生っぽい乗りが出てる。良い演奏と録音。ハモがくどい。ここまで生っぽく攻めるならシンセくさいハモ,コーラスじゃないほうが良かった。キックは軽い。
Summer Sunset
穴埋め枠。
同心円上のディスタンス
簡素なReverbは狙い通り? 生楽器に対してシンセの浮きっぷりがやばい。乗りからしてちぐはぐを狙った? 控えめだがアタックは潰れてないキック。
flattery?
プレイヤを吟味してライブで聞いたら大化けしそうな曲。ヴァイオリン(フィドル?)の音が残念。ブースのフロアノイズっぽい感じが汚いしカントリーとかそういう分野演奏者じゃないので音がはじけず広がってない。恋愛歌なのに歌詞が恋愛に酔っていないのが良い。最後の4拍目の決めがあっさり。キックも踏ませたりffのほうが良かった気が…。ライブだとそういう決めになるのかも。
Waltz for Praha
折角の編曲に対して音質が管弦楽の広がりじゃない。狭い。「flattery?」と同じ録音場所か? 2m44sのキック1発目が危うい。ちょい割れてないか? ミックスしなおしたら大きく変わる曲。
片思いが世界を救う
リムショットが欲しかった。特にAメロ。折角隙間を作ってるのに。
ダエンケイ
この辺からもう飽きてる。
パパ、アイ・ラブ・ユー!!
気持ち悪い。音数が多いのミックスがさばけてない。
Eeny, meeny, miny, moe
アニソン枠。もうこういうのに燃えられない。子供向け。「パパ、アイ・ラブ・ユー!!」とミックスは違う人か、きちんと役割分担が出来ていてすっきり。主題歌と考えるには派手さというか粗さが無いけど歌手(アイドル)曲と考えれば充分か。
粉雪
色物枠。こういうのでしっかりした弦カルの1曲やって欲しかった。
Young Oh! Oh!
穴埋め枠。
曖昧な世界
アルバム内で言えば大人枠。歌の調子が全部同じなので、
真夜中の秘密会議
音色をもっと吟味しろ。もっと音を薄くしたほうがロマンチックな気がする。音が鳴りっぱなしなので編曲はアルバムにおける隙間枠なのにメリハリを感じられない。
Merry Go Round
ファンならライブで盛り上がる?自分は既に飽きている。
last contrast
うるさい。
花びら
ベース無いほうが良かった。イントロでギターだけか!?ときめいたのに勘違いだった。
Good Conversation
どうして最後の曲でこういう軽薄枠を当てたのか…。
繰り返して聞くだろう、文句無く良かったのは「flattery?」
ライブの終わり際に疲れて声が少しぶれてるが出せてる感じだったら感動するんじゃなかろうか。平然としてる録音じゃないほうが良いと思う。この曲を知られただけで買った意味があったか。自分の聞く状態によっては泣きそう。
好きか嫌いかじゃなく声質から「Brand New Days」みたいなのが今後も主流になるのではないか。それから抜けるために真面目な曲もやってみたという事だろうが、既に坂本真綾がやってる事を後追いで周囲の同じ人を使ってやる意味があるのだろうか?
思いついたすげえやりたい事よりもこれなら好かれる好きだろ?みたいな感じが不愉快。
中島愛もだが、声が良いのに声とは無関係の業界曲で埋もれさせるのは違うんでないか。
しっかりとした弦カルとか、編曲も演奏もJazzだけど花澤香菜だけはこの調子とか、本人は1芸なんだから、周りがぶっとんで多様じゃないとアイドルで終わってしまうぞ。
【曲名】【作詞】【作曲】【編曲】
バースデイ北川勝利北川勝利北川勝利
25 Hours a Day岩里祐穂北川勝利北川勝利
Brand New Days矢野博康矢野博康矢野博康
恋する惑星岩里祐穂北川勝利北川勝利,長谷泰宏(Str)
マラソン花澤香菜,岩里祐穂北川勝利北川勝利
YESTERDAY BOYFRIEND西寺郷太奥田健介奥田健介
無邪気なキミと真夏のメロディ中塚武中塚武中塚武
Make a Difference岩里祐穂mitomito
旅立つ彼女と古い背表紙沖井礼二沖井礼二沖井礼二,長谷泰宏(Str)
Summer Sunset岩里祐穂北川勝利北川勝利
同心円上のディスタンス宮川弾宮川弾宮川弾
flattery?古川本舗古川本舗古川本舗
Waltz for Praha北川勝利北川勝利北川勝利,sugarbeans
【曲名】【作詞】【作曲】【編曲】
片思いが世界を救う宮川弾宮川弾宮川弾
ダエンケイ岩里祐穂北川勝利北川勝利
パパ、アイ・ラブ・ユー!!カジヒデキカジヒデキカジヒデキ
Eeny, meeny, miny, moe浅沼晋太郎白神真志朗白神真志朗
粉雪花澤香菜北川勝利北川勝利, 鈴木圭
Young Oh! Oh!花澤香菜, 岩里祐穂北川勝利北川勝利
曖昧な世界岩里祐穂北川勝利北川勝利
真夜中の秘密会議花澤香菜, 岩里祐穂北川勝利北川勝利, 桜井康史
Merry Go Round岩里祐穂北川勝利宮川弾
last contrast小出祐介小出祐介小出祐介,釣俊輔
花びら岩里祐穂北川勝利北川勝利
Good Conversation岩里祐穂北川勝利IEDA (One Day Diary)