ずばり、面積を選ばずに書ける。つまり、A4やB5からA6やB7まで紙の大小や余白を気にせずに書ける。
書き心地が好きなボールペンやインクの好みもそれぞれあろうが、書くという行動に何の精神的な準備も無く書けるのは0.28mmだけ。
これまで書くという行動に何か抵抗があったわけではないが、例えばA4に0.5mmや0.38mmを使うと、書き方が雑だと罫線におさまらない、または罫線を無視した時に1頁におさめたいのにおさまらない量の情報だったりする。
しかし、0.28mmだと、仮に同じ面積と同じ文字サイズだとしても、(0.38mmに対して)3割弱の違いが紙の面積が大きい程または小さい程、書く文字が多い程その差が大きくなり、その細さから無意識に字が詰まっていき1頁の情報量も増えて、0.28mmだから書ける小さい文字で余白にも容易に書き足せる。
例えばA6やB7には単語を書くが文章を書けない、という事が無くなる。
実際には不要だが、3mm方眼にあわせて簡単な漢字まで書ける。
個人的には、紙の面積(判型)よりもボールペンなどの細さのほうが、余程書くという利便性には重要だと思える。