自分は2冊しか読んでない藤子F不二雄のSF短編。
何冊あるのか知らないが、本書を知らなかったので。
魂と大金の取引に加え、ある女も景品にしろと言う要求の根拠が、人体の物質が時価1万円に過ぎないと言うのは面白い。しかも、作中の展開で人間の価値は死ぬまでの功績で逆算して決まると、価値基準の時間的な制約にもちゃんと触れている。