2019年10月17日木曜日

オランダで現在問題になってるチューリップ詐欺と17世紀のチューリップバブル

「チューリップ詐欺」横行、咲くのは1%…オランダ首都の水上花市場
この見出しだけで、17世紀のチューリップバブルを思い出す。
原因も結果も異なるが、300年たった今でも同じような物事で振り回される人類の愚行に笑ってしまった。

とは言え、自分も無知で冬が始まる前に植えられるとは知らなかった。
小学生の頃に関連した事を学んだ気もするが忘却。


話は変わるが、チューリップ/バブルを題材にした映画チューリップ・フィーバーなんて商品があるの知らなかった。
これを機会に見よう。
しかし、こういう映画に関しては少し思う事がある。


グラディエーター描いた鮮やかなフレスコ画、古代都市ポンぺイで発掘を契機に、ポンペイ無知を自覚して、ちょっとだけでも知識を得たいと探索したらポンペイという、ずばりそのもの映画が出てきたので見た。
バイオハザード関係商品と聞いて酷いのはわかりきっていたが、それにしても酷かった。
ある史実に興味をもった人間に、その史実の損得を学ばせる気など壹切なく、殺し合いと大爆発があればオマエラ満足だろ、と見下され馬鹿にされた気分。
ちょっとしたニュース等を契機に、それに興味を持った人間に、対象の素晴らしさを伝える事なく名前(題材)を売る商品/連中には心底怒りをおぼえる。
例えばAGORA アレクサンドリアなんかは、史実とは異なりながら見所がある。
セデックバレなんかは名作と言っても良い。
映画なりの誇張や作家の傲慢がありながら、ある側面で評価できる作品は間違いなくある。
オランダのチューリップを契機に色色と考えてしまった。