本書は、理系女が、理系的な情報や理屈でポリコレより大事な生物原理(バイオロジカルコレクトネス)バイコレを提示して、人類とそれ以外との動物と比較して、人類の価値観の是非を問う。
- 男が好む女は、腰cm/尻cm=0.7
- 上記の比率は先天盲目でも同じ。体(人形)を触らせた実験がある。
- 女の低身長が好まれるのは、1)男と勘違いしない視認性の高さ。2)体が小さいと逃げ場所が多い自己保身性。
- 自分と相手の顔の類似性、2割が最適。
- 女は、いつでも男が寝られると勘違いするように排卵日に無自覚。その延長で、女は嘘という自覚が無い。自身の虚実に無自覚。
- 体臭の感知という意味において、女の恐怖は男女ともに感知不能。男の恐怖は女が感知可能。
- 女の浮気は男より罪深い。男の浮気は、相手の女と子供の関係が増えるだけで変わらない。女の浮気は、相手の男の子供と限らない時点で、虚偽。男の浮気は増加で、女の浮気は虚偽。関係性の前提が異なる点で、女の浮気は罪深い。
- ある種のツバメは、肉体的優位なオスを相手にしたメスは浮気しないが、肉体的劣位なオスを相手にしたメスは浮気する。
- 同意関係の避妊を前提に、コンドームの使用頻度で女の鬱度が違う。頻度が少ないほうが精神的には好影響。
- 直線を書かせた集団と、曲線を書かせた集団では、その後にやる行動の発想力や量が異なる。発想と量という点では後者が優位。ただ単純に前者が劣るという話ではなく、単純な行動は危機回避につながる。これはロジェカイヨワの遊びと人間でも提示されていたが、遊びとは死にそうな状況では人間も動物もやらない。遊びとは、安全が保証された中で実現する社会的文化的な行動である。
- 下手の横好きは、好きこそモノの上手なれ、の準備に過ぎない。継続すれば、人間関係や環境を最適化して自身の成長、あるいは同系統の才能を持つ相手と出会い子供を持つ事で実現する。