DAW,DTMの類は、楽譜を読めず楽器も弾けない人に音楽を容易にする側面がある。それ自体は素晴らしいが、道具が優れている程に能力が落ちる事はままある。
その予防、あるいは優秀な道具で自身の能力を上げられるのが理想であり、その方法の1つとして。
- ステップ入力の際に実音を聞かない。実音を想像しながら入力し、4小節や8小節単位で入力が完了したら、再生しながら脳内との誤差を確認する。
- メロとコード/旋律と和音、ではなく、複数声部の対位法だと考える(和声の延長)。
結局のところは楽器や楽譜を使うのと同じ理屈だが、楽器は自身の腕前に依存し楽譜の再現が不可能な場合がある。また楽譜だと実音を確認出来ない。
その点で、DAW,DTMというのは古典的な学習を可能にしながら、古典的には不可能だった事も容易である、まさに神業である。