体にかける毛布を重くすると不眠症が改善するかもしれないを読んで自分も実践してみた。自分は自閉症の類ではないが、経験的に重いほうがよく眠れるが、それは冬に限るので気温(寒暖)の問題だと考えていた。しかし、重量(圧力)という区別で有効なようなので自分も試したが、少なくとも自分には間違いなく有効だった。
正直に言って、寝つきに関しては変わらなかった。しかし、睡眠時間は変わらないのに、あるいは横になるだけで寝てはいないのに、明らかに調子が良い。その理由を自分なりに解釈したが、重量の体感で起床と睡眠(休憩)の違いが明らかで意識の切替が容易。
極端な話、寝ていなくても休憩してると認識しやすく、また程度を間違えなければ寝やすくなるくらいの疲労を重量がもたらす。
最初の1日2日は重いほうが合ってる程度の自覚だけで寝付く時間も起きる時間も変わらなかった。
しかし、使用して1週間程度で気づいたのは、寝る時間も起きる時間も変わらないのに寝起きが早い。また起きてから数時間後に眠くならない。つまり、ちゃんと休めているという事。逆に、これまでの自分は睡眠=休憩では無かった。
自分の場合は、仮にそれなりの時間に寝られたとしても夜中に目が覚めるのは変わらないのに、朝昼に起きてる時の疲労度が全く違う。
また、自分は読書をそれなりにするが、PCやiPadやゲームなどを少し触ると画面の光に釣られて頭を読書に切り替えられなかった。しかし、加重布団をかぶる、あるいは足にかぶせる程度でもやると、何故かそれが起きにくい。自分の無意識が何を求めてるのか自分でも不明だが、些細な感覚と道具の違いで全く変わってしまうのを体験出来て面白かった。
少なくとも、自分には良い事しか無かった。今年最高の買い物であるのは間違いなく、場合によって生涯トップ10に入る買い物だったかもしれない。これが10代の頃からあれば人生が変わっていたのではなかろうか。問題があるとすれば、今は寒い時期だから使えるが、夏になったらどうなってしまうのか。