2020年10月1日木曜日

最強のメトロノームになり損ねた「ヤマハ ME-340PF」3点の改善点と要望

ヤマハ 電子メトロノーム ME-340

片手で持ち運べ、最大でもw200mm*H100mm程度の発音可能なキーボードを探していた。すると、ヤマハが12平均律を発音する携帯電子メトロノームを販売してるとわかり、使ってみた。

結論を言えば、実に惜しい。

  1. テンポ入力が0から9の数字入力でもダイヤルでもなく、上下の1BPM単位(長押しで10BPM単位)なので入力完了が遅い。
  2. キーボードの音程はチューナーという考えなので、どの音程も常に鳴りっぱなし。発音のOn/Offは無く、モードを切り替えるか音量を下げるしか無い。
そこで、この商品を改善した次世代の要望を書く。
  1. キーボードは押した時だけ発音する(チューナーのモード)。
  2. メトロノームのモードでは、12鍵盤の内10個を0から9の数字入力、2個をYes/Noに割り当てる。これで3桁の数字(テンポ入力)と、決定した瞬間にテンポが変わる操作を解決出来る。
  3. メトロノームのモードで「ビート」変更するための左右のボタンは、チューナーのモードでは全く使い道が無いので、チューナーの時には「-1oct」「+1oct」 とオクターブ変更(トランスポーズ)に割り当てる。こうすれば、3オクターブの単音楽器になる。

以上の3点はヤマハに要望を送った。

そもそも、自分がコレを購入したのはメトロノーム目的ではなく、音程確認のための『携帯-単音楽器』が欲しかったから。

それを満たせなかったのはしょうがないが、メトロノームとしても入力の不便があったので、以上の3点を解決したら5000円くらいなら出す。

多少は大きくなっても構わないし、音源や音量はこのままでも充分。