2020年10月22日木曜日

電子ピアノのソステヌート問題

アルトやソプラノが鳴ってる中でバスの音程や音圧を想像、脳内で合成出来ない。楽器をやりながら、その程度の能力の人間は幾らでもいるだろう。

仮にピアノの場合、その問題を幾らか解決する方法がある。それがソステヌート。自分はグランドピアノを持っていなかったので、その発想が無かったが、電子ピアノに常備されていたのでペダルを買い足して試してみた。

確かに、踏んだ音だけが音価に影響し、事後に弾く音は影響しない。自分が求めていた機能だが、サスティンと違い不便だった。その理由が、サスティンと異なり鍵盤より先に踏んでも反映されない。体感上、弾くと踏むを同時でも駄目。500msくらいの時差で踏まないと反映されない。

生ピアノは構造の限界だとしても、電子ピアノならon/offだけなのに、この程度の設定変更も出来ない。ちなみに、自分が使ってる電子ピアノがP200古いというのも理由の1つだが、どうも電子ピアノ自体が意外と見過ごしてる機能のようだ。

ヤマハは元々ソステヌート入力に対応してる楽器に限り、全機種のファームウェアを更新してソステヌート仕様を改善して欲しい。