2020年10月8日木曜日

年に100本は見てた映画を楽しめなくなった理由

20年以上も洋画を中心に映画が大好きで、年に100本以上も見る事があったが、今年で映画を見るのをやめた。

理由は主に2つあり、1つは映画の媒体と内容の限界。もう1つは映画に限らない自分の状態。

【時間の不自由】これは映画館に限るが、自分に不要な会話や音楽の時間が長すぎる(多すぎる)。

【英語の教材にしては高額かつ不自由】字幕や音声の表示や任意の箇所の繰り返しなど不便。

CGIが常識となり、それでいて実像との差がまだ埋まっていない】1カット1秒すら前後のカットと明らかに挙動や露出が不自然で違和感に邪魔される。

これまで散々に見てきたからこそ、自分にとってもう充分だと言うことなのだろう。そもそも、あらゆる娯楽への興味が薄れてきて、その上で自分の意思(行動)を反映させられる事、そこにしか興味が向かなくなった。

そういう意味で、人類が実現した、あるいは垣間見た凄い映像は見たいが、人格や自己愛を増長するような映画は見たく無い。自分にとって、人類の行動と結果には興味も礼賛もあるが、感情や人格はどうでもいい。それが増長してる時代だからこそ。