菅野よう子が取り扱われてると聞いて読んだ1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック。
しかし、内容は軽薄だった。量は2/235頁で、大学時代に絶対音感がありピアノが弾けるから耳コピに利用されてた話を、絶対音感があり把握が容易な彼女の能力は伏せられ、1曲の理解にどれだけ時間がかかるかも示されず、ただ分析するのを習慣にしたと書いてあるだけで、著者が本人から直接聞いた話ですらない。彼女の具体的な苦労や工夫は何も書かれていない。ポッカリしたや編曲の本や各作品の彼女のインタビュウを読んだほうが有益。彼女に限らずネットの散文をまとめただけの商品とは呼べない粗末な本だった。