SICARIO: Day of the Soldado - 英語とスペイン語だけじゃなく手話まで主要言語の扱いで多様性を示すハードボイルド
- ノーランやヴィルヌーヴほど被写界深度やブレ排除が徹底されていないが、作品の路線はそのまま維持されている。
- 台詞の量も最小限。
状況を見せるためなら逆光や陰影で顔が見えなくても当然。
- スペイン語が英語並に話され、第3の言語「手話」の場面も多い。
- 自分は最初、どんな分野だろうとインテリ(最前線)は知識と手段を選ばぬ故の応用と思った。
しかし、すぐに設定が明かされた。
- この英語以外の頻度の時点で頭ポップコーンを相手にしてないのが凄い。
最初から万人に向けてない。
- 多様性とはこういう事。
- 主題でもなく、好かれる目的でもなく作中で存在を示す。
- 多様性とか言いながら1種類の言語、画一的な価値観しか許さないディズニーやマーヴェルと大違い。
- Isabela Monerが可愛いけど可愛くない。
- 最後、デルトロが生きてるのが不満。
- 銃殺される場面ではあっけなさすぎて、それがメキシコという場所と麻薬などの状況の非情な現実であると、見事な演出だと思ったのに、頬に穴があいただけで生きてるのかよ。
- 設定と物語にそうなら死ぬべきなのにシリーズ継続のためにしれっと生きてるジョンウィックを見た時と同じ不満。