WW2は、表向き共産主義と対立する姿勢を見せながら、実際にはソ連と中国の友好を選び、かつソ連スパイに中枢を握られ、真珠湾も既知ながら黙認したルーズベルトと同じ。
地球環境を大切にせよ。これには全く同意する。彼女は金持ちの娘だが、それを徹底的に利用して貧困を救うのも、富裕層の義務として理解できる。彼女が正論なら、彼女の功績をあげれば良いだけ。これだけの時間をかけて実現した事。これだけの予算をかけて実現した事。これを明確にするだけで、彼女が対する問題に尽力したいボランティアや健全な富裕層を味方に出来る。彼女じゃなく現実問題の解決に対して。
彼女のやってる事は、ベトナム戦争期のヒッピーと同じ。戦争反対なのはわかる。しかし、音楽と麻薬でひきこもり、内輪の集まりで満足してるだけ。その後に彼らが巻き起こしたのは、先述のナイラ証言に通じる湾岸戦争。そして、無根拠で無価値なモノを過大評価して見せておこなった詐欺サブプライムローン。
彼女のように、トランプ反発はあって当然。アメリカ国民3億人に対して得票数はヒラリ6500万/トランプ6300万。それぞれ得票数の1割に満たない誤差での勝敗。逆に言えば健全に対立が成り立っている。半数が反対で半数が賛成なのだから。そして、なぜ半数がトランプを選んだのか。肝心なのは、そこの理解であり対立ではない。そういう意味において、反トランプ的な勢力の手詰まりとも言える。かつてアメリカが世界に対してやった方法(ナイラ証言)でアメリカに反発するというのは歴史の皮肉として面白い。
しかし、それが何をどこまで実現するかは疑問。それこそ、香港とは全く事情が違うのだ。香港のように一般市民から世界経済にまで等しく影響するだろう問題と、一般市民を飛び越えて特権階級だけが損得する事を、まるで等しい問題のように扱うのはいかがなものか。