2019年9月29日日曜日

【音楽】楽譜のコード名に経過音の倚音と逸音を書く【提案】

コード表記は一般的に長短3度と完全5度の以内も以外も…
6,7,9,11,13と5超過の数字で表す。
それは当然で、音符とコードは基本的に1組を前提に考えられ発展して2,4などは音符で記してきた。
(4はsus4があるけれど)。

しかし、現在では楽譜を読めないがコードは既知で、コードのみ表記されてる場合も多い。
それに、Am79なのかEm/Aなのか、といった解釈の問題もある。
コードは、基本的にメロを前提とした解釈を想定して省略した結果なのだが、それも書く人によって判断が異なり、Am79全部が鳴ってるのにEm/Aと書かれている場合もある。

特に、メロが鳴ってる音がコードには書かれていない。
こういう場合が1番困る。
そこで、いっそコード名に経過音の倚と逸を書いてはどうか。
※楽譜の一覧
  • 経過音とは
    • コード(和音)の外にあり、コード(和音)とコード(和音)をつなぐ音。
  • 倚音(イオン)
    • コード外の音からコード内に向かう音
  • 逸音(イツオン)
    • コード内の音からコード外に向かう音
  • 一般的な表記と提案した表記
    • 倚音
    • 逸音
当然、漢字なので、それに変わる記号で良い。
C6の6がメロの逸音なのか、小節全体で鳴らして良い伴奏音なのか、コードはそれを教えてくれない。
2を9,4を11,6を13に変換するのは伴奏として全部の音を鳴らすのに有効だが、小節内の動きを何1つ示していないので訓練が必要となる。

当然ながら、音符が書いてある楽譜には基本的に不要。
しかし、C倚2と書けば、ト音記号とヘ音記号とハ音記号に振り回されず、C(ド)の2度レだとわかるし、7th以上の反応が出来ない人にも認知が容易なのではないか。
それに、Csus4 - Cと2個のコードを書かずに、C倚4と1つで済む。

結局、現在の方法でも長期訓練すれば即応は可能なのだが、それでも長期訓練と解釈の両方が問題としてある。
そこで、解釈が許される範囲と、許されぬ範囲の指定として、例えば以上のような方法はどうだろうか。