まず、ロボットは人間が操縦する道具と、人工知能がある自律の2種類があり、その区別が必要である。
そして、ロボットという分野の損得と、売れる売れないは全く別問題であり、以下は極めて単純化した計算だが、言うほど現実と乖離していないだろう理由を示す。
- 男女の半分である男しか興味を持たない=1/2
- 男の中で、機械類に興味があっても何の実益も無い妄想ロボットに興味無い層が男の半分とすると=1/4
- *妄想ロボット=空想が無駄という話ではない。その分野に貢献する未来予想と、玩具を消費するのは意味も価値も結果も違うという話。
- 更に、興味があって買う金や遊ぶ時間が無い層が半分として=1/8
しかし、ロボットとは無関係に、自分にそれなりの知識と実行力がつくと、機械(ロボット)の仕様を無視した気まぐれの増長が馬鹿らしく、自分が日常的に使う機械を学んで駆使するほうが何倍も娯楽と実益をかねている。
当然、関連商品の特殊性、Costの問題もある。
確率的に、子供が将来ロボット工学の関係者になる入り口として素晴らしいし、また、無根拠な娯楽として存在する権利も実益もある。
しかし、物事の出口は1つでも、入り口は1つではないので、数多ある入り口の1つとして、ロボットモノはあまりに狭く小さすぎる。