2019年4月17日水曜日

修正液から修正テープに変更

これまでぺんてる 修正液 XEZL31-W 細先端を使っていたが、以下の理由で修正テープに変更した。
  1. かわくまでの数秒を待てない。
  2. 原理上で避けようもない、開封後に頻繁につまる。
  3. ペン先に付着して、ペンが書けなくなる。
  4. 鉛筆には使えない(すべる)
そこで、修正テープに変更。
何が良いのかわからず、購入はPlus WH-115Kasimir KA-1580の2種類。
分野のなかで、高級と低級の両方を。
最初、低級Kasimir KA-1580で充分だと思ったが、使用はかなり加圧しないとテープが貼りつかず、無意識に使えず。
Plus WH-115は書き心地は少しひっかかるが、動作が軽快で便利。
消すだけならKasimir KA-1580
上書きならPlus WH-115

2019年4月13日土曜日

ピアノとクロマトーンの問題

#クロマトーン

#始めに

クロマトーンが5000円程度で買えると聞いて、勢いで購入した。
しかし、思ってた以上に、自分には負担でやめてしまった。
数年前にクロマトーンを見た時は、10年後には基準と言わぬまでも、ピアノ,ギターに並ぶ3大(デジタル)入力楽器として広がるかもしれない。
……くらいには考えていたが、甘かったし、間違っていた。
ピアノの歴史は約300年。
楽器の中では最も若い部類である。
そのピアノの不合理を改善して作られたクロマトーンであるが、ピアノの不合理よりも合理性が勝った結果だと思い知った。
#ピアノ
  • 運指よりも視認性を優先。
  • 触る前に、見るだけで音の場所がわかる。
  • 楽譜と同様に、音域も演奏方法も異なる楽器の共有のために発展。
  • 平均律の時点で、どの楽器でも「移動ド」は可能。
  • ただし、調性(Key)毎に運指が異なる。
  • メジャ同士、マイナ同士でも運指が異なる。
特に負担なのは、コードやKeyによって運指が異なる不合理だろう。
#クロマトーン
  • ギターのように1つの運指で応用可能な範囲が広い。
  • コード(和音)演奏には効率的だが、音域が広く高速のアルペジオに不向き。
  • 運指のみに特化して視認性が悪い。
  • 汎用性が無い。
特に実感したのが、2オクターブ以上の高速アルペジオは無理。
1オクターブにおける鍵盤数が多すぎて視認性に劣るのと、鍵盤の大きさが指1本分しかないので、ミスしやすい。
#そもそもピアノの運指問題
  • 例えばコードCとDはともにメジャーコードなのに運指が異なる
  • これは作曲や編曲など構造を理解する点で非効率。
  • しかし、その非効率が、結果的に相対的ではなく絶対的な情報、運動記憶に働く。
  • 言うなれば、句読点を文字数が増える不合理とするか、読む前の視認性を含んだ合理性とするか。
  • クロマトーンは、むしろ玄人向きで、触る前から音がわかる視認性という点で、ピアノのほうが入り口が広い。
  • 音楽理論や、ある程度のスタイルが確立してる人がギター的な運指効率を求めてクロマトーンを使うのはありか。
生まれた時からクロマトーンがある環境で、クロマトーンを10年やり続けたらどうなるのか、それが見たい。

2019年4月7日日曜日

双亡亭壊すべし 12巻 - 藤田和日郎の描く女の裸で思う事

10巻の絵が雑。
そして、仲間展開をするにしても、あまりに週間連載的な速度で乗り切れず買うのをやめていた。
気まぐれに11巻12巻を同時に購入。
恐らく終盤を前に、謎に女の裸祭り。
藤田和日郎の絵は古いながら、女の顔も体もまだまだ充分に見られると評価している。
しかし、今回は、読者人気のためというよりも、藤田和日郎が老いて興味が薄まる中で能力を維持するために、あえて書いたように見えた。
あるいは、今の漫画家に対する挑戦だろうか。
激戦の代償や、精神投影で終盤に女の裸をだすのはわかるが、ただ服を脱ぐというが馬鹿らしくて笑ってしまった。

晩年の作家、荒木飛呂彦や富野由悠季や、そして藤田和日郎に思うのは、もう戦闘はいらないんじゃないか。
ある些細な発見に対する主義主張と視覚的な演出さえちゃんと出来れば、スタンドやロボットなど不要。