【目次】
- 控えめに用いなさい
- 彼の書き方、彼女の書き方
- 文章に「指紋」はあるのか
- お手本にならって書くべし
- バカになっていく文章
- イギリス対アメリカ(ハリー・ポッター・インヴィジョン)
- クリシェ、反復、お気に入り
- 表紙から本を判断するには
- はじめ方と終わり方
- -ly副詞は少ない方が良い。
- 平均49/10000語以下だと好評。
- 平均50/10000語以上だと不評。
- 5章バカになっていく文章にも共通するが、簡潔さが重要。
- 4章お手本にならって書くべしでは、近年「Very」など装飾語が減ってきている。
- ある作家の特徴的な言葉は、2次創作においてオリジナルの頻度よりも高く利用される。
【単語の統計上、女が書いたように見えるが男が書いた本】
チャタレイ夫人の恋人を未読だが、検索結果にスリーピングビューティー ~禁断の悦び~(字幕版)が表示されていた。漠然とヨーロッパ映画を見たくて見た作品だが、これは影響下にあった作品なのか。
【単語の統計上、男が書いたように見えるが女が書いた本】
肩をすくめるアトラスは未読だが、#151岡田斗司夫ゼミ11月6日号『聲の形観たよ&アメリカ大統領選現地行ってきたよ語りSP』で題名だけは知っていた。鵜呑みにすれば、一時期のアメリカの土台であったとか。
記憶していなかったが、女性作家だったのか。
面白いのは、2014年以前で近年のトップセラー小説では、単語の統計上で作者の性別予測は100%的中している。
つまり、提供者と消費者が自ずと単純化された商品を望んでいる。