2015年9月30日水曜日

【毒舌の会話術】常識ゆえに困難

毒舌の会話術―引きつける・説得する・ウケる (幻冬舎新書)

内容は極めて常識的だが、故に実践は難しい。
毎日21時に寝て5時に起きて30分ほど走ってから朝食、という生活を何人がやっているだろうか?

以下は読んだ自分の要約であり、引用ではない。
  • 酒の力を借りず行う理性的なもの。
  • 立場が下から上に向かう発言(イギリス的は逆)。
  • 自身の「安っぽい正義感」「ゆがんだ優越感」の発露じゃなく、自分を含めた立場の客観性の把握と、多数派であろう主観的な本音こそが正当。
  • 見える少数を敵に回して、見えない多数を味方につける。
  • 毒舌を言う対象と聞かせる対象を明確に認識する。
  • 皮肉と毒舌の違いは、前者は褒めに偽装、後者は非難に偽装。
  • 毒舌と礼賛、声の調子、対象は他人と自分、いずれも等しく。