展示品は1部をのぞいて撮影許可。
絵画だけじゃなく、造形物や写真もあった。
後述する昭和館による戦後70年「昭和20年という年 空襲、終戦、そして復興へ」で、終戦2箇月後にはそよかぜという映画が上映された事があったが、こういった大々的な娯楽の実現の早さというか、生活における娯楽の根深さというか、現在の萌え台頭も、これらに通じてるような感じというか。
この展示とは別に、明治末から現在までの日本の何某が展示されてるのもあり、6平米の餓鬼 古沢岩美(1952年)が凄まじかった。
もう1つ、屏風絵の飼われたる猿と兎。
解説には飽食と束縛の対比とあったが、まず雰囲気を作り大きいな動物絵として見事で、その後に解説を読んで、幾らかの含みも納得はしたが、印象だけで充分に成り立つものだった。
帰りに、九段下の駅前にある昭和館の戦後70年「昭和20年という年 空襲、終戦、そして復興へ」が入場無料というので寄ってみた。
終戦の寄せ書きに、大きく忍耐と書いてあったのを見て、実に日本の美徳であり汚点だなと感じた。
写真には笑顔も見られ、局所においての感情や表情なんかは全く日常だったのだな。
女学生の日記では、文体が現代と変わらず、感じが少なくひらがなが多く読みやすいものだった。
客は子供も宿題的な意味で多くいたが、成人でA6かB6のノートに必死に展示内容を記述している人も多かった。
おまけ
24時間テレビ
美術館に向かう道で、同じTシャツを着た、主に女性を中心とした行列に遭遇。この集団は、対向歩道者に道をあけず横広に並んで歩いてた迷惑集団。
帰りに日本武道館の前を通って知ったが、24時間テレビ 愛は地球を救う|日本テレビに参加してる消費者であった。
募金を代償に害悪になってどうする。