2015年1月6日火曜日

【ドラゴンエイジ インクイジション】苦痛でしかなかった

全俺史上最高RPGとしてドラゴンエイジ インクイジションを借りたのだが、ただただ苦行でチュートリアルでやめてしまった。

広く奇麗に見える世界だが行動範囲と種類が限られている。
FF13が叩かれて久しく、チュートリアルを終えたら行動範囲がいっきに広がるのもわかっていたが、それでも、ただ歩いて、決められた対象を決められた場所でボタンを押してアイテムを得て、自分で見つけた感覚が無い。

既にクリアしてるデータで色色と見せてもらったが、景色は奇麗なのに奇麗なだけで泳げないし登れない。

戦闘も、歩いて、ボタンを押してる間はキャラが同じ動きを繰り返すだけの攻撃で、キャラが生きてる感じが無く、主人公がプレイヤの代替にしては個性があり、個人とするにはプレイヤに依存して、お前なんなんだよ、という感じ。

イベントの映像演出は格好いいが、モブなどにもこった演出がされ、そんなもの見せるくらいなら主要キャラだけしっかり見せてプレイヤのプレイ時間を奪うことは1秒でも短くするべきだと思ったし、映像演出がこってるわりに操作時のカメラ画角が固定で、常に引いた映像しか見られず没入を許さず無関係だと突き放された感覚がある。
とにかく、色色と出来そうで出来ないことばかり、ゲームの都合を押し付けられてる印象だけが強くなり、チュートリアルですら1度、途中でやめてしまった。
SkyrimMinecraftがあるのに、今更SFCのRPGをやる意味を見出せない。

映画や小説や音楽や娯楽作品において、その分野の様式に何となくひたって消費するのではなく、自分では考えつかなかった思想や経験しえない疑似体験など、仮想の域にまで達してるものを求めているので「よく出来たゲーム」では時間の無駄で「ゲームにしか出来ない」仮想の域じゃなければやる意味がない。
歳をとったのもあるけど、自分が必死に頭を使うこともなく、驚くほど世界を体感できるのでもない「よく出来たゲーム」は苦痛でしかなく、自分の許容が狭まったのを実感した。