楽器の指定はノーランだとか。
狙いはインセプションに近く、音が出る楽器(編成)では動きよりも長い和音だけでテーマと言い張る感じ。
管楽器や声楽と違い呼吸が不要なので、幾らでも続けていられる楽器をこれでもかと長音のみで成り立たせてる。
映画音楽だから成り立つが、曲だけを単体で先行で聞いたら恐らく退屈で印象が大きく違っただろう。
特に、メイキングのように、現場で本当の音を聞くならともかく、音響が限られた自宅で聞いても、曲に感動しても音の衝撃は感じられず、映画自体がIMAX厨のノーランらしく、静かだが響く低音の駆使が相変わらずで、IMAX木場で見てきて正解だった。
娘を置いて旅立つ車にて助手席を確認した場面で号泣した。