2021年11月30日火曜日

江戸川乱歩とカタカナ

江戸川乱歩の全集1を読んでいて、大正14年5月の作品「幽霊」の中で漢字の他はカタカナで書かれていて読みづらかったという表現があった。

戦後1947年(昭和22年)からひらがな教育が開始という情報が簡単に見つかるが、自分が疑問に思った前述の小説は大正14年の作品である。

どうも明治10年代以降にひらがなが主流になりだしたらしいが、具体的な文章の比較は見当たらなかった。