2021年1月10日日曜日

帽子のアパレル産業の市場規模

衣服の装飾品は大嫌いで、腕時計すらつけたくない人種だった。しかし、2016年の海外旅行で腕時計と帽子が必要になってから、実用品の幅として野球帽を集めるようになった。

最近、今更ながらWizardry(戦闘の監獄)をプレイしていて凄く楽しいので、海外サイトからWizardryの野球帽や、MBTIINTJだとわかってからINTJ帽子を注文して到着待ちである。

さて、そこで気になったのが、ライヴやキャラクタの商品展開でTシャツは絶対的な地位を占めているが、野球帽は意外と見かけないなと思い、帽子の市場規模を調べてみた。

経済産業省 平成25年確報 産業編曰く、全体の0.007%。男性服に対して3%、女性服に対して23%程度らしい。

上記のデータ自体、少し疑問がある。それは、女性服が男性服の1割程度の出荷金額しか無い。一般的に、女のほうが男よりも衣服の量が多く消費量も金額も大きい。消費者庁 第3章【特集】若者の消費 2017_whitepaper_0004.pdf曰く、女は男の倍額を消費している。それなのに出荷金額は1割程度とは、数字が明らかに小さいと感じたが、粗悪な量産品が多いという事なのだろうか。

話を帽子に戻すが、漠然とだが1/10人程度が帽子を利用してるような印象を持っている。しかし、これは何となくの印象で、帽子を見かけない時間は無くても、帽子を利用してる絶対数は思ってた以上に少ないのかもしれない。

経済産業省 平成25年確報 産業編では手袋と同程度の金額である。季節など状況が限られる手袋よりも金額が微妙に小さい。

帽子は絶対数として220億円。この数字だけ見ると逆に大き過ぎる気もするが、日本の実質GDP555兆円に対して0.004%。つまり1万人に4人しか帽子を利用していない。

流石にこれは極端にせよ15から64歳人口の割合は59.5%の半分で1/4人。1/10だとしたら5/100人。ここまで来ると実感に近い数字に見える。

これは全く厳密な統計ではないが日本人口の5%程度が帽子の利用者というのは、自分の感覚とはそんなに大きく変わらない印象。

話は変わるが、帽子の統計を探していたら、上記を見つけて笑ってしまった。凄く下らないが、その発想が素晴らしい。