2020年5月10日日曜日

Youtubeの音楽のコード(和音)を解析する「Chordify」を試してみた

テンポが早く、かつ小節内に複数コードがあるのが面倒なので、どうにか当たりだけでも機械で出来ないかと手段を探していたら、以下を推奨してる情報を見つけたので、試してみた。
↑結論から言うと、使えなかった。
  • テンポが早い小節内の複数コードが無理
  • 強拍の3和音から着地に6や9や11があるのにテンションとして認識しない。
  • 分数コード非対応(精度が悪い)
BPM80から120で1小節1コードの曲を想定してるサービス。
ある程度の耳コピを出来る人には全く役に立たない。
良かった点は2つある。
  • 調性をちゃんと認識していてF#とGbを区別してるようだった。
  • また、低音の精度は良いのか、コードは間違ってるがベース音の判定だけは正しかったので、エレキと混ざってよくわからんベースとかには使えるのかもしれない。
もっとも耳コピ出来るなら、コードが3つもあればKeyはわかるし、耳コピできる人はEQくらい持っててハイカットと任意ブーストで解決できるから、やはり不要だ。
しかも、耳コピ出来ない人が、コードの判定も小節の判定も大雑把なこれを鵜呑みにするもの危険だと思う。
逆に、Fsus4とFM7b11がどう違うのかわからないくらいの人が、とりあえず鳴らしたいというサービスなのだろう。