いずれ人間は死ぬ。
そして、人間の死因は無限にある。
しかし、資産があれば、その可能性を減らせる。
※この場合の資産とは、金銭以外の知識や健康などを含む。
少なくとも、金のあるなし、経済強者と経済弱者では実行力に格差があり、前者は貧困による過労や病気や他の理由で死ぬ事はない。
彼ら金持ち(政治家など)が恐れるのは何を所有しようと不可避なランダムな死であり、そして仕事や交遊で他人との接点が多数かつ不可避であるから。
極論、貧乏人の気まぐれで殺されたくない。
くらいの認識を持ってるようにも思う。
もっとも、大資本によって対策が可能なのだから、結局は同居した損得なのだが。
そんなわけで、統計的な死亡率や、経済中層以下の収入減は外出禁止をやめる根拠にならない。
少なくとも、金持ちにとっては。
いかにも日本らしい問題もある。
「自粛」は任意なのだから、しなくとも責められる理由は何1つ無いのに、「自粛」を「違法」や「禁止」と認識する人達。
ここ数日、関東でそれなりの大きさの地震が多い。
もし今、集団避難が必要な規模の大地震が来たらどうするのだろうか?
地震とCOVID-19の相乗でどれだけ死ぬのか。
あるいは、集団避難した結果、COVID-19に限れば感染はしても死者は相対的に低く、最優先の問題には入らない程度の規模で終わるのか。
そういった事も、少なくとも予想は出来る。
ただし、対応出来るとは言ってない。