2020年5月7日木曜日

やるべき事が出来なくなった時に、やりたい事があるか

33歳のナダルが心情を吐露。「この年になると、1年は20歳の時よりも貴重なんだ」
年齢は、いつでも誰でも抱える問題だが、世界的に停滞してる同じ状況の中で、やるべき事/やりたい事の経済に依存しない格差が明らかになってるようにも見える。
前者は主に仕事。
後者は、場合によって死を前に最後の本音とも言える。


自分は、現状の幸福は以下の2極化にあると考える。
やるべき事が出来る やりたい事が出来る
Yes Yes
Yes No
No Yes
No No
個人的に気になるのは、やるべき事を出来ない時にやりたい事がある上で出来る人がどの程度いるのか。
ナダルの言葉ではないが、通常すら不自由さを感じる場合がある日常なのに、現状の確実な不自由さの中で、自身の価値観を明確に持ちながら実現できないのと、そもそもやるべき事を失った時にやりたい事が無いという自覚どちらがつらいのだろうか。

自分は、こういう状況じゃないとありえない事を経験して、現状を不自由だの不満は無い。
明らかに収入が減少して経済的には悪化している。
しかし、仮にこれまでの自分の最大年収が2倍になっても経験できなかった事を、COVID-19状況故に経験出来たので、このまま経済的に死んでも納得できる。

その中でナダルのような、特定分野で世界的/経済的に成功した人間が、まだ挑戦し続けてる時に不自由に殺されようとしている様を見ると、つらいし、色々と考えてしまう。