2020年4月15日水曜日

知識と執着の反比例

漠然と「頭の良さ」の話。
これまで、自分は知識と執着は併存すると思っていた。
つまり、所有と応用は別であると。
しかし、今年から、ある分野の勉強を始めて、最近ようやく少しだけ実現可能な状態になり自覚した。
知識量は切り替えの早さに比例する
つまり、執着が減る
頭が良いとは、知識と速度の両方を備えた人間に言われるが、知識だけ、速度だけ、という断片的な[能力/評価]もまた日常的にある。
だが、ある分野の知識と応用力(実現速度)が増えると、不要を切り捨てる判断が、その分野に限らず日常となる。

現実には、執着と他の概念は幾らでも併存する。
しかし、ある分野に主観的な思い込みに限らない情報管理が可能なら、分野外の不能も幾らか減衰し、可能が増大する。

極めて常識的な話だが、無意識レヴェルまで[自覚/実現]するのが難しく、これまで実感してこなかった事を、ついに実感にまで至った事として、ここに書いた。