しかし、最近のラグビーやジョーカーが日本で売れてる理由について話す機会があり、それに対して思いついた事を書く。
だから、今回は男に限った。
2種類の商品
- 男が目指す理想像
- 男が抱く浅ましい願望
能動と受動。
前者がノーラン映画。
後者が萌えアニメとで言おうか。
今でも、細い男の需要はあるし、今後も1定数はいるだろうし、滅ぼすのは間違ってる。
だが、ここ5年くらいで、筋肉と努力が復権してるように思う。
男がありえない美少女を描くように、女がありえない王子様を描く。
しかし、近年では女が描く男のほうが男らしい問題がある。
鬼滅の刃やBeastarsやオオカミライズ、そこらの男が願望のみを描いた売女に溢れる商品よりも、よほど硬派で激しく男らしい。
女消費者の台頭で、特に日本では、男による男のための男の商品が少ない(弱い)。
民主主義的に多数が優先されるのは当然なので、それはしょうがない。
しかし、これまで日本はアメリカのマッチョ主義とは相容れずに、体が弱いまま最高の結果を出す、という浅ましさが主流だったのに、最近では、少なくとも肉体的に強いなら筋肉が必要という当たり前が反映されてるように思う。
そういう意味では、アメコミ自体が筋肉に反して女々しかったり、MANGAとアメコミが互いに影響してるのだろう。
女が描く男向けが、それなりに男に評価され、
男が男のためにだけやってる事を、女が評価する。
極めて原始的な、先祖帰りの時期なのだろう。