2019年9月21日土曜日

【検証】何年前の「美人画」なら今でも美人に見えるのか?

かつてうらめしや/冥途のみやげを見に行った時、江戸時代の浮世絵は現代人の我々にとって異質だからこそ面白いと実感したが、同時に、浮世絵が終わる時代に壹部を継いで壹部を改めた月岡芳年(明治中期)の墨染桜うぶめは今見ても美人に見えた。
そこで誰もが抱く素朴な疑問。
100年単位でどれくらい前の美人画を美人と思えるのだろうか。
個人的な結論はギリギリ16世紀

以下はGoogle Arts & Cultureで見放題の絵画。

15世紀の絵

16世紀の絵

結論
16世紀すら結構あやしい。
しかし被写体と作者が噛み合えば今でも美人に見える。
時代的にダヴィンチ直後あたりの変化なのかなと。
音楽だとバッハが18世紀頭(音楽史について学ぶ)で、今でも楽しめるけど古典という前提。
おまけ
Google Arts & Cultureが楽しすぎて時間が幾らあっても足りない。
そんな中で、絵も作者も知らなかったけどすげえ良かった美人画。