2016年6月27日月曜日

【Hans Zimmer】欧州ツアーを見に海外旅行童貞を捧げてフランスに行ってきた #1

※注意※
この記事(初日分)にはHans Zimmer Live当日の内容は無い。
初日(#1)と2日目(#2)は個人的な旅行記で、3日目(#3)が本題。


はじめに

2014年にロンドンで行われたHans Zimmer Revelead and Friends
この時は全くの他人事で、事後にWEBで動画やら音声を集めて、うらやんでいた。
1年後(2015年)に欧州Tour(開催2016年)が予告され、これもまた全くの他人事でうらやんでいた。
しかし、2015年11月13日パリ同時多発テロ事件によって、当初5月末にブルガリアソフィアが最終日だったのが、一部の予定が組み直され、6月末まで延長。
HZもいい歳で、いつまで現役かもわからぬし、半年あれば海外旅行の準備も出来るだろうということで、生涯の思い出として覚悟を決めて、英語も仏語も出来ず旅券も持たず海外旅行それ自体を未経験が、1から準備して欧州Tour最終日フランスのオランジュに行くことにした。
また、自分の英語は、文法や語彙の間違いを含めて、記憶している限り現場での発言を書く

予算

3泊5日で20万円程度。
航空券日本とフランス往復119800円
宿泊パリ1泊11302円
宿泊オランジュ2泊14128円
エールフランスバス空港とパリを往復3500円
TGVパリとオランジュ往復30900円
現金400eur = 50000円
実際には、パスポートからスーツケースや雨具など揃えて保険やらもあるので30万円程度かかった。

予定

【6月3日】
06:40渋谷/成田エクスプレス
11:00東京/成田国際空港発
16:25パリ/シャルルドゴール国際空港着
17:00バス/エールフランス - Les Cars Air France
20:00宿泊/Best Western Allegro Nation
【6月4日】
09:00宿泊/チェックアウト
11:30出発/TGV/リヨン
15:00到着/TGV/オランジュ
16:00宿泊/Hotel Le Louvre
【6月5日】目的
20:00Hans Zimmer/ローマ劇場/Théâtre antique
【6月6日】
08:00宿泊/チェックアウト
09:00出発/TGV/オランジュ
12:30到着/TGV/リヨン
17:00バス/エールフランス - Les Cars Air France
23:30パリ/シャルルドゴール国際空港発
【6月7日】
18:20東京/羽田空港着
日本での下準備
【2月19日】
勢いで買ったS席のチケットが到着。
この時点では記念購入で行けなくても良いと考えていたが、数日後に旅券用に証明写真を撮りに行く。

【3月未明】
本籍を確認し、実印を持っていなかったので、いい機会なので印鑑登録などを済ませる。
印鑑自体はハンコヤドットコムで注文。
今時、こんな簡単に出来るのか…。

レイルヨーロッパでParisからOrange行きの直通TGVを予約。
土地勘も言葉もわからないから細かい問題を無くすために直通を選んだが、結果的に直通の意味は無かった。
Fuckin' Strike!

【3月11日】
前日に、無事パスポート取得。
前もって、段取りで気をつけることを知人に相談していたが、旅行代理店に行くのが早いと言われ、JTBに相談しに。
担当者は20代半ばのお姉ちゃん。
やはりオランジュへのツアーは無いこと、JTBで簡単に手配できる宿泊先、おおまかな流れと相場など、60分ほど。

【4月未明】
現金400eurを準備。
当時128円前後。

【5月未明】
渋谷で成田エクスプレス予約。
Civil WarをIMAXで2D*2、3D*2見に行く。
偶然YoutubeのCMでオランジーナ先生を知って…ふぅ。
今年はCivil WarSharonと言い偉大なるマルグリットChrista Théretと言い、充実。
今回の旅行前の大きな仕事が片付いて、旅行の準備に集中できるようになる。
当日のゴタゴタを避けるために、予め注文しといたプログラムを含むLiveグッズが届いて、いよいよ。

June 3rd - 初日

0600am
渋谷から成田エクスプレスで成田空港へ。
以下の写真だと城田空港に見える。


ベンチ前で待機してたら、ふらふらと女(20前半)が座り込み、10分程うなだれて不動。
数分後に男がきて「大丈夫?」だの飲み物をもって声をかけていた。
知り合いのようだ。
どうも大学のコンパだか、そういう類らしかった。
女は「いやあ、やばいです。すみません」と敬語で答えて多少の距離を感じさせる。
しかし、成田エクスプレスが到着する頃には、2人は手をつないでホームを去って行った。
朝っぱらから…。




千葉県船橋市に知人がいたが、今迄1度も行った事がなく、車窓からは何もないが、それだけに、いずれ写真撮影で遊びにきたい景色だった。
ぽんぽんと太陽光パネルをよく見かけた。


途中、成田エクスプレス車内の情報映像から、乗る航空によって降りる駅が違うと知り、ちょっとあせる。






利用の航空会社はエールフランスだったので、空港に設置されている端末から自分で搭乗券を印刷できる。
COWBOY BEBOPワルツ・フォー・ヴィーナス冒頭でスパイクが賞金を得るのに似てる。
搭乗券を印刷したは良いが、荷物チェックなどを、どの段階でやっていくのか勝手がわからず、結局は係員を通した。
なにせ飛行機に乗るのは下手したら年齢が1桁以来なので、勝手がわからない。


特にやることもなく空腹でもなかったのでスタバで落ち着く。




今回のために旅券10年を準備して、今後どの程度利用するかは不明だが、時間もあったので成田空港で自動化ゲートの手続き。
CDGでも自動化ゲートの手続きがあったが、これらは空港個別でパスポート同様の統一性は無いらしく、今回の旅行において結局は成田空港のみ手続き完了。








当然だが、搭乗待ち場所の時点で人種混在し、でかいリュックにアイマスの2頭身キーホルダ(人形)をつけてた男の欧米人がいて笑った。

予定通りに1100am頃に出航。



出航にあわせて注意事項が映像で流れる。
映像のモデルよりも、乗ってたAttendantのほうが美人だった。


特に1人、20代半ばで(Audrey Hepburn+Emily Ratajkowski)/2+茶目っけという感じの姉ちゃんが最高だった。
※参考画像


半ば演技もあろうが、顎や手首をクイっとするテンプレ仏挙動で、仕事と自負ゆえに愛想も良いが、いざ作業に入った時の割り切りも早く、ゴミ圧縮機にゴミが入らないと見るや、迷わず足でゴミを蹴り入れる。

※参考画像






自分も含めて2to3人の客が笑いながら始終を見てた。
当人も見られているのをわかっているが、作業完了後に、両手をL字にあげて、さも見られてるのに気づかなかったと言う感じでリアクションまで見せてた。

朝食。


飛行機に乗り馴れず状態が良く無かったので、半分以上を残した。


毎日1Lは烏龍茶を飲む生活だが、フランスには烏龍茶が無いと聞いていたのでどうしようか悩んでいた。
この航空機に限れば、日本出発だからか烏龍茶が置いてあった。
思えば、帰国まで、烏龍茶を飲んだのはこれが最後だった。


Deadpool


日本では上映間もないが、海外ではもうBD発売されているDeadpoolを機内で見られた。
序盤は良かった。
予算と手間のかかったアクションに、因果の時系列をぽんぽんと交差させて飽きさせないように努力もしてた。
しかし、後半はアクション地味で展開も記号的。


あとMorena Baccarinはもっと脱げよ。
個人的に彼女は「The MENTALIST」のエリカなのだが、その後GOTHAM/ゴッサムに出演したり、ちょくちょく見かける。
にしても、30半ばでヒロインかつ脱ぎ要因とは、こういうところがやっぱり日本と違う。
バットマンをネタにしてた場面、コロッサスの初場面や露骨なロシアなまり、ちゃっかりマンションやブラックバード登場に笑った。


90年代Jim Leeアニメで育った世代として、アポカリプスのジュビリーは絶対に許さない。
絶対にだ。


到着2時間くらい前に晩飯。
この時は飛行機の振動や低音にもなれて、全部食べた。

前は10代後半と前半の金髪姉妹、右隣には気が強そうな金髪がずっと顔をこっちに向けて寝て、127時間の主人公状態だった。
その気が強そうな金髪は到着前に後ろの席のイケメンを逆ナンしてたビッチだった

席が通路側だったので自由に動けて良かった。
12*(1/3)時間くらいは非常口近辺で立っていた。
日本発なので日本人もそこそこいて、4to5歳くらいの子供が機内食の袋入り塩をくれた。

帰国便は窓側だったのでつらかった。

I arrived in FRANCE


1700pm
入国審査の行列が幾つかにわかれていて、どこに並べば良いか迷っていたら、黒人女の職員に「Japan」と声をかけられ誘導された。
なにがしかの理由で保護者なく入国する10代前半の男兄弟が遊んで騒いでいたのを、入国審査官(太めの黒人女)が黙るように説教してたのに笑った。
自分がパスポートを見せたのも、その入国審査官だが、すげえ怪訝に見られた。
あらかじめネットで買っておいた欧州ツアー帽子をかぶっていたので、それを外すように言われたが、それ以外は特に何もなく無事に入国。






ここからバスに乗ってリヨン駅(Paris Gare de Lyon)に向かうも、出口には自動リニアに乗って移動しなければならないのだが、本当に乗って良いものか勝手がわからず、暫くうろちょろする。
こういう1度の逡巡で10分くらいうろつく、というのが頻発した旅だった。




軽く迷うも、バス停は問題無く見つかり、Eチケットが有効か不安になりながら30分ほど待って、無事に乗れた。
ここまでは、勝手がわからず細かい逡巡はあっても、進行に問題は全く無く順調だった。

予定では60分程度でリヨン駅。
そこから初見なので迷いつつホテルまで60分くらいで、2100pmにはホテルにチェックインだろうと踏んでいた。
CDGからパリまでの高速道路壁面にヘルボーイの落書きがあった。


それっぽいところでバスが停車。
乗客も全員おりだした。
バスを降りてから気づく。
…ここはどこ?


英語と仏語かつ雑音のせいで車内アナウンスを聞き逃し、リヨン駅(Paris Gare de Lyon)を乗り過ごして、終点Paris Montparnasse(西に約6km)に来てしまった。
ついに問題発生やってしまった!とムガビを殺したアリオスのストレートを見た陸奥ばりにザワついた。
初の異国なので距離値と距離感が一致せず、設置されている周辺地図も東西南北の表示がなく見づらく、この時点では6km程度というのも知らず、治安も不明で夜のいい時間だったので泣きそうだった。




とりあえずParis Montparnasseをうろちょろ。
駅内地図に書いてあるトイレが工事だかで無くなっていて、切れる。
駅前にあった、噂の公衆便所を利用。
汚く、扉の開閉が自動で時差があり、防犯と衛生の両面で不安だった。

とりあえず電車を考えるも、駅名の羅列から目的の駅を見つけられず、また乗り換え駅や線名も判読できず、駅員の問い合わせも行列だったので電車を諦める。
この記事を書いている時点では6kmと明確な距離を認識しているが、当時は方角も距離感もつかめずに、携帯電話も持っていないのでホテルに連絡も出来ず、ネットにつなごうにも持ってきたWifiルータがここでつながる確信もないので、とにかく現場での情報を第一にと考えた結果、30to40分はうろちょろしてた。
ここからリヨンや空港までエールフランスバスは往復しているのだから、一般バスで行けないかと駅周辺のバス停を探して聞き歩く。
簡単なSVOを言えても発音は不正確だし、相手の言葉を聞き取れないので大変だった。
バスの運転手に「I want to Go to Lyon」と言っても、「このバスはリヨンに向かうか?」程度の英語も出てこないので「こいつ何を言ってるのかわからねえからお前話を聞いてやれ」ってな感じでラテン系の運転手から黒人男にそそっと投げられた。
測量野帳に書いた目的地を見せたら「このバスだよ」と、さっきのラテン系のバスを指したので、出発間際を必死で呼び止めて乗ることに。
Montparnasseについてバスに乗るまで、およそ1時間。
乗車価格を知らなかったので10eur出したら、ラテン系運転手はバスを止めずに手首でハンドルをおさえて運転しながらおつりを必死に出して渡してきた。
危ねえな。


今度は乗り過ごすまいと、必死に1停車ごとに地図やらアナウンスやらを確認してたら、Bill Murrayから気難しさをとっぱらったようなベレー帽をかぶったおっさんが、バス車内の駅一覧から現在地とリヨンを指してまだ余裕だから落ち着けw
……と言った感じで教えてくれた。


その親切なおっさんは、2to3駅くらいでおりてしまった。
おり際に「頑張れよw」みたいな挨拶をして去って行った。

道中、えらく混んでいる交差点があり、おっさんが何やら喚きながら誘導なのか邪魔なのかわからない事になっていた。
最初は私服や非番の警官なのかと思ったが、運転手や乗客の反応を見る限りでは、明らかに違うようだった。
バスもそこで少し足止めで、次の駅でおりたい人はもうここでおりて次いったほうが早いよ、と運転手がうながして数人の客は慌てて走っておりていった。
自分が乗る時も運転手が応答したりして、こういう融通が結果として遅延やらも招いて、良いんだか悪いんだか。
2to3分で動き出したが、運転手が件のおっさんに何やら喚きながらバスを走らせた。

同じくリヨンから乗った乗客に、でかいリュックを背負った細いチベット僧(60歳くらい)がいて、英語を話せないのかと聞かれたので話せないと答えた。
その人もリヨンでおりるので、リヨン駅直前で「ここだよ」みたいな感じで教えてくれた。
おりてからThank You,Merciと握手したら「いやそこまでのことじゃねえよw」と苦笑されてしまった。


何とかParis Gare de Lyonに到着。
ここからホテルまで、地図のまま順調に行けば20分程度だが、結果的に60分程度かかった。
これはフランスとか関係なく、自身の方向音痴もある。
翌日は来た道を戻れば良いのに、間違えて逆方向に進んで60分近くを無駄にした。

Paris Gare de Lyonに着いたは良いが、明るい夜とは言え、流石に暗くなり周囲の視認も悪くなってきてあせる。

手持ちの地図と、設置されている周辺地図を比較してきょろきょろしてたら、20代前半の男女1組に声をかけられた。
男は細い白人で、女はインド系の褐色美人のCouple。
凄いやわらかい態度でどうしたのかと聞かれたので「リヨン駅から(地図を見せて)このホテルに行きたいのだけど方角がわからない。勝手がわからないので可能な限り直線移動した」みたいな事をクソ英語と地図を指して伝えると、電車か徒歩か聞かれて徒歩だと答えると、この道がこれであっちに行けばおk、と教えてくれた。
右手にでっかい建物が見えるから、それを目印にするといいよ…みたいな事も。




数少なくすんなり言えるHow Long Timeと聞くと、地図を指して、ここからここまでが約10分で、ここからここまでが約10分で合計20分くらい…と丁寧に教えてくれた。
それくらいの事は聞いていてわかったが、こちらの英語能力を見越して、腕時計を指して、今はここ、多分これくらいには到着するよ、とフォロウもしてくれた。
感激して彼氏と彼女にそれぞれ握手をして礼を言ったら、彼氏はにこやかだったが彼女は別にいいよwみたいに苦笑してた。
こちらが歩きさっていくと、2人はヘルメットをかぶりバイクに乗ろうと雑談をしているふうだった。
こちらから声をかけたわけでもなく、こちらの言葉も不明なのに、2人は緊張もせず苛つかず真面目でやわらかく対応してくれた。
まさしくリア充という奴を見せつけられた。
歩きながら、あるいは明日HZを見られなくても、現地人とのこういう経験だけが思い出でも良いや、と考え始める。
結果的には、怪我もなく犯罪にも巻き込まれず無事に見て帰国を出来たのだが、あくまで結果。



Paris Gare de Lyonから歩いて15分ほどで、中間地点のPlace de la NATIONに到着。
ここからが、また長かった。


俯瞰ですら道が多いのに、現場だと大きいかつ円なので、廻っていると方向感覚も狂うし、どの道かわからなくなる。
また、名称の表示が側面から見るものであって正面から見るものがなく、どっちの道を指しているのかわからなかった。


それらしい道と判断して進むも、確信が無いのできょろきょろしながら歩いていたら、ビール瓶を片手にスキンヘッドのおっさんが「おいおいどうした?」みたいな感じで話かけてきた。
流石に暗くなってきたし飲酒者だしで、びびりながら地図を見せて目的地を教えると、この道で合ってるような事を言ってくるも、こちらの語彙も無く聞き取れない態度を察して道案内をしてくれる事に。
おそるおそる1mほど後ろからついていくと、彼の後頭部に漢字の死の入れ墨があったのに気づく(他に笑と平)。
Your Head Tattoo, Japanese KANJI www
と言うと「そうなんだよ。これが俺の精神だ(My Mindだけ明確に聞き取れた)」みたいな事を言っていた。
仕事は医者をやっていてフランスに来て20年だそうだ。
歩きながら、建物を指して、番地ごとに番地が書いてある20cm^2程度のプレートが壁に貼り付けてあるのを教えてくれた。
全く気づかなかった。
信号機が無い道も多く、車がどういう感じで止まるか走り続けるか無意識の共有が無いので、えらい怖かった。
と伝えると「ちゃんと左右を見て行けばええやんw」みたいな、ちょっと小馬鹿にされた。
信号の色は進行と停止で2色だが、停止は赤で日本と共通していたが、彼は進行をBlueと言っていた。
しかし、どうみても青じゃなく緑だったのでit's Japanese Said GREENと言うだけ言っといた。
ここらには飲み屋街で、do You Arround? と聞くと毎日飲み歩いてるとも言っていた。
15分ほど、半分以上噛み合ない世間話やらをしながら、目的地に到着。
最後にSay Japanese ?と言われるも聞き取れずに何を言ってるのかわからず、半ばあきれて笑いながら「SAYONARA」と挨拶をしておっさんは去っていった。
ありがとう、スキンヘッドで後頭部に「死」の入れ墨がある医者のおっさん、ありがとう。

チェックイン

翌朝の写真。




そんなわけで、無事にチェックイン



受付のおっさんは気持ち太めの禿インテリという感じで、Breakfastに関してTaxiがどうたら、前払いしとくかという話だったようだが、Taxiは4輪自動車しか出てこなかったので会話が噛み合ず、こちらの英語能力を察した受付のおっさんは両手を広げて「I Give You」つまり幅広く対応するからNo Problemだとか笑っていた。
こういう頭の悪い観光客の対応に慣れてやがる。


廊下は自動電灯なのだが、エレベータからおりても真っ暗で完全なホラー映画だった。
恐る恐る部屋の前くらいまで進んでやっと電灯がついた。




荷物を置いて、日本へ生存報告をして落ち着いてから気づく。
ホテルの目覚まし時計と、ホテルのTVと連動している時計の時間が異なるのか。
自分の腕時計は、CDGについて、その場で合わせたので2to3分の誤差はあっても移動に支障をきたすほどの誤差はない筈だが、もう何も信じられず無駄に緊張した混乱を招く。
TV時計はTVをつけた時点で修正され、目覚まし時計はそのままだったので、TV時計が正しかった。




枕に何故かチョコが2つ。
フランスに来てから5時間、何も飲食していなかったので、周辺の物価や地理もわからず、また迷ってホテルに戻れなくなっても困るので、これで飢えを凌ぐ。
都会なのに観光旅行というよりも軍隊訓練の心持ちだった。
金額の面では問題ないが、結果的には予定外のバスを利用したり、予定外の移動や宿泊にどの程度かかるかわからないので、この時点でそうとうビビってる。
現金400eurを持って、結果は1日1食で240eur余ったのだが、2日目にはTaxiに乗り100eur消費しているので、Do(Not)差額が極端で1食10eur程度の消費も怖かった。



洋物でよく見る、丸見えシャワ。
残念ながら男1人旅だったので恩恵は無い。


一見掛け布団のように言える赤いやつ。
これ畳んであるのではなく、総面積がこれ。
つまり下半身すら持て余す。
パリは摂氏15度と肌寒く、室内も部屋着だけで寝るには寒い。
部屋の中を色色とあさったがハンガしか無く、しょうがないので暖房をつけて上着を着て寝た。