2016年1月28日木曜日

名言集

銃より鉛筆があたしの右手には似合うのよ
A KITE
「僕にはさよならは言わないのか?」マイケルは憮然として言った。「私たちはだいぶ前にさよならを言ったような気がするんだけど」すまして言うと。彼の視線を背に感じながら歩き去った。
海賊と刺繍女
「ずいぶん敬意をこめてお話しされるんですね。海賊の首領のこととは思えないほどだわ」カレドは微笑んだ。「あなたの国のロビン・フッドや、それからフランシス・ドレイク、それにリチャード獅子心王について私も同じことを言いますよ。ある文化の英雄は別の文化で悪者なんです。私たちがどちらの文化の側にいるかというだけのことですよ」
海賊と刺繍女
花……はやさしくてすごく……かわいい……みんながそう思っているのに……む…無視して欲しいなんて…無理だって…誰もアイツの事ほっとかないよ
アイツ…その事がまるで分かってないんだ
全然自分の事が分かってないんだ……バカだな
東京怪童
None of that stuff you typically pull that makes people call you what they call you.
What do they call us?
Lawyers.
The Practice
What am I missing?
Nothing from me.
Nothing from me.
It must be me.
The Practice
ウソばっかりつく男に苦しんできた女、つぐみ。
基本ウソをつかない人、海江田。
「大人なんだし場合によってはウソもついてください」
「…かわい気ないな君。君は優秀やが女としての魅力にやや欠けておる。親戚の手前ほめといたけど正直そんなきれいとは最初思わへんかったわ。まあ10人並みかなとぐらいにしか」
「……」
「…君がウソをつけと言うたんやないか。ゴメンて、泣きなや」
娚の一生
宮崎駿「感じがわからない奴は無能。感じがわかってても描けないってのは、これはやっぱり無能」
「もののけ姫」はこうして生まれた。
「超まずい」
「知ってるっつーの!!」
「次に期待」
「!」
堀さんと宮村くん
ごめんね 私ひどい事ばっかり言ってたのに こんなバカみたいな事頼んじゃって 本当は杏奈に頼っちゃダメだって他の人ずっと探してたの でもいなくって ごめんね……戸も一人で締められないで…バカみたいだ
幼い恋
不幸な女はきれいだからね
コーラル 手のひらの海
It's your birthday?
Yeah, isn't that strange? It's the same day as last year.
IRON MAN
壮大なオーケストラアレンジの間奏を経てラスサビ突入。しれっと歌詞を間違える真綾。ワルシャワフィルにも動じずに、いつもどおり歌詞を間違える辺り流石です。
チキュウ……チョウヒサシブリ とーかみにっき
「とうとう捕まえたぞ、お前」
「は……放しなさいよ!」
「なんなんだよ! 逃げたり隠れたり、そんなに嫌いなら俺の周りをうろつくなよ」
「大好きよバカ!!」
「あ? あっ だからなんで逃げる!? おい、それと名前!」
群青学舎
「パパとママを取り合うのは好きにしていいけど、パパが選ぶのはこの私よ。」
(中略)
「お前らは何やってんだ」
「奥さんいる?」
「パパとママを取り合うの? 駄目よ! ママは私のライバルなんだから!」
COPPERS
警官としてやっていくつもりだったけど、辞めてくれって言われたの。それで辞めたのよ。(中略) 覚悟よ。あの人長生きしそうにないもの。(中略) 警官には家族がいるべきなのよ。別世界があるべきなの。じゃないと神経が磨り減っちゃう。なんの気も張る必要のない心から安心できる、そういう場所を作ってあげたかったのよ。後悔はしてないわ。
COPPERS
「少しずつでいいから、俺のこと受け入れていけよ」
「…受け入れてる…受け入れてるじゃない…」
はぴまり Happy Marriage!?
失恋で髪を切る女子がいるのなら、恋のために髪を切る女子がいてもいいでしょう
偽物語(下)
拝啓。取り急ぎ、申し上げたいことがあります。森見さん、あんた手紙書きすぎ。白ヤギさんではないのですから、読まずの書くのはやめてください。
恋文の技術
彼女が幸せならば、それでいいのです。俺は手を引こう。手を出してもいないのに手を引こう。
恋文の技術
人間、恋が実っちゃおしまいだ。
恋文の技術
中高生や高校生ではあるまいし、いつまでもおっぱいにこだわっていては、立派な大人にはなれやせん。もっとほかに見るべきところが色々とあるだろう、うなじとか、えくぼとか。
恋文の技術
かつてフランスの哲学者デカルトは、徹底的な懐疑を通じて確実な真理に迫ろうとした。我思うゆえに我あり、という有名な言葉を知っているだろう。君の目前にある、今そこにある乳の存在について徹底的な懐疑の念を持ってみるべきだ。今そこにあるおっぱいは、いったい何か。それを飽かず見つめている己は、いったい何か。それを繰り返し問い続けるうちに、おっぱいは世界の中で君と対峙する一つの純粋な存在として抽象化され、気を理不尽に魅了することをやめるであろう。たぶん。これを「方法的おっぱい懐疑」という。
恋文の技術
例のO-81絶対主義の件については後ほど電話します。
恋文の技術
ああ、みんなで幸せになりたいものです。もし、それが許されことならば、せめて自分だけは幸せになりたいものです。
恋文の技術
敵は頭が切れ、理不尽で、ワガママで、高飛車で、しかも美女です。ようするに手強い。油断なりません。
恋文の技術
尊敬すべき人がいるというのは良いことである。おまえも尊敬すべき人を見つけなさい。おまえのすぐ身近に尊敬すべき人がいるけども、兄は謙虚だから、敢えてこれ以上は何も言うまい。
恋文の技術
ところで手紙のおしまいに書かれていた詩(らしきもの)だけど、これは何だろう。
いたずら小僧で
不器用で
気が小さく
泣き虫で
つよがりばかりの
子どもでした
(中略)
一筆啓上。当方、あの謎の詩の解読に成功した。イブキナツコ。なぜおまえはそんなメッセージを送るのか。おまえは何を掴んでいる? 兄。
恋文の技術
なぜおまえに手紙を書いたのか。兄だってたまには立派な兄を演じてみたくなる。いわゆる「おまえの喜ぶような偉い兄貴になりたくて」というやつだ。どうも尊敬されているような気がしないので、尊敬されるように書いてみようと思ったんだが、無理強いするほど敬意は引っこむということを学んだ。兄はどんな失敗からでも何事かを学ぶ。尊敬しろ。
恋文の技術
泣かせた男に足りなかったものが、自分にはあるなんて思わないで。
GENTE
「さっきのごっこ遊びは「さみしい人」ごっこよ。あなたに合わせたの」
「ありがとう」
「……あなただってごっこ遊びよ。だって楽しいって云ったもの」
GENTE
「こんなかわいい子いじめるってどうなの玲夫」
「自分で口にするとかわいさが減ってくの知らないのか」
「え、まじで」
「いまも少しずつお前から抜けていくのが見える」
「見えるってことはやっぱり――痛い! 痛いよれおー!」
HURTLESS/HURTFUL
もしもどこかで泣いていたら、とふいに考え、玲夫は胸が痛くなってきた。さらに、童話によくある正体を知られた妖精のように、脱子がこのまま消えてしまったらと思うと、心臓がどきどきするくらい不安になった。ばかかおれは。少女漫画の女の子キャラじゃないんだぞ。でも、じつは少女漫画嫌いじゃないんだが。
HURTLESS/HURTFUL
「つかだ だいすき」
塚田は大人で私の気もちに気づいてるだろうから改めて言葉にする意味は無いのかもしれないけど
「つかだ、むかし、私のこと命を懸けて守るって言ってくれたでしょ。わたしほんとうにうれしかったの。でも今は、命懸けだと言うのなら、守るよりも愛してほしいの」
振り向いて、つかだ!
「つかだ つかだ! だあいすき」
塚田は追いかけて抱きつく私を抱きしめて、いつもすぐに手を離す。
振り向いて、つかだ!
自覚はあるのだ。困っている奴がいるなら、助けを求められたなら、本気で見捨てることなんかできやしない。損ばっかり、ハズレばっかり、いいとこなし。幼馴染の電話一つで走り出してしまうし、見つけてしまうし、挙げ句の果てにはコートまで貸してやってしまって、最終的には自分が震える羽目になる。しかも他人にも同じようにしてほしいのだ、本当は。本当は、誰かに、自分がこんなふうにしてほしいのだ。
とらドラ!
そのうち…翔くんはどんどん大きくなって…大人になって…キスだってあたしが背伸びしなきゃできなくなるよ…だからさ…それまでは…あたしにかがませてよ
チアリズム
俺は普通に変態だ。お嬢さま以外の女など、はっきり言ってどーでもいい。
蝶よ花よ
「雨けっこう降り出しちゃったね」
「こりゃやまねーだろな。ちょっとそこのコンビニで傘買ってくら」
「私、永遠にここで2人きりでもいいだんけど」
スケルトン イン ザ クローゼット
別にあたし、ここからひとりでも帰れるし、ごはんだって適当になんか食べるんだけど…
「着くまでに何か食いたいもの考えとけ」
「あのねハンバーグとカニクリームコロッケ」
スケルトン イン ザ クローゼット
「いつもつけてる香水、なんかの花の香りですか」
「前にも同じこと言われたことあるんだけど、何もつけてないのよ。ちょっと待っててね」
スケルトン イン ザ クローゼット
「頭にくるのよ。言っても言ってもくつひもはほどけてるし、ランドセル…にやらしいキーホルダーつけてるし、校則守らないし、先生の言うこと聞かないし、すぐに問題起こすし、よく転ぶし、女のコにキャーキャー言われるし、大嫌いよ昔から。…ウソ、大スキ…」
キス、絶交、キス ボクらの場合
「真緒、送んなくてヘーキ?」
「うん、みんなと行くから」
「そーか」
コンコン
「裕也、あたし。開けて」
「ダメ、あけらんね…」
「バカっっ。なんで、あたしのこと帰すの? なんで友達と一緒に帰しちゃうのよ!? あたしは裕也の彼女なんだから」
キス、絶交、キス ボクらの場合
あたしは変わったの。羽鳥を好きになって変わったの。弱くなった、駄目になった、いけない? あたしのほうがずっと彼を好きなの。それもわかってる。
キス、絶交、キス ボクらの場合
「さっき、超いい夢見てた」
「どんな夢?」
「真緒に怒られてた」
「ヘンな夢」
キス、絶交、キス ボクらの場合
「好きになってもらえないなら、どんなに嫌われたって同じことだ。明日から目をあわせてくれなくてもいい、口もきいてくれなくていい」
「…そんなことしないわ…そういうことは特別な人にするの」
キス、絶交、キス ボクらの場合
Some men get the world. Others get ex-hookers and a trip to Arizona.
L.A. Confidential
It's not who I am underneath, but what I do that defines me.
BATMAN BEGINS
You Either Die a Hero, or Live Long Enough To See Yourself Become the Villain.
THE DARK NIGHT
Because he's not our hero. He's a silent guardian, a watchful protector... A Dark Knight.
THE DARK NIGHT
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。
攻殻機動隊
気持ち悪いなんて思わないで。
青い花
ふむ。風情というにはほど遠いが、ああいう如何にも楽しげな人間達を後ろから眺めるというのも、なかなか乙だ。少し幸せを分けてもらえるようでいて、その実あるのは寂寥感。
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識
眼に頼り過ぎなんだよ。カメレオンじゃねえんだ、そうあっちこっち見えねえのさ。
COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ)「アステロイドブルース」
私は私が居たい場所より、行かねばならない所へ行くことを選びます。
天才柳沢教授の生活「踊りませんか?」
「柳沢さん玲子は……玲子はいい加減そうに見えるけど大事なことは簡単にはいわない娘よ。それを……それをそんな冷たい顔して軽々と……よくも」
「申し訳ありません。私は来年結婚するのです」
「あっそう。それならいいの。結婚するんじゃ仕方ないわね。どうぞお幸せに。時間とらせたわね、じゃっ」
「小春さん。玲子さんはご自分のことをおっしゃりに来たのではありません。あなたのことをおっしゃりに来たのです」
天才柳沢教授の生活「夏の思い出」
「だって、心葉くんが書いてくれたお話ですもの……。全部、覚えてるわ……ひとつも、忘れたりしないわ」
“文学少女”と慟哭の巡礼者
人は主に刻也がわたしのことを感情がないとか言うけれど、それは表情にださないようにしているだけで、もちろん感情はあるし、心は動いている。例えばプレゼントを渡されて少し浮かれてしまう程度には。
付喪堂骨董店
相手の思考を楽観的に期待している状況…これが甘えてる、というんだ。いいかい、気持なんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で伝えなさい。それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない
詩的私的ジャック
彼女は窓の外を眺めていた。男子二人も、車窓の風景を眺めるつもりなのだが、気がつくと彼女を観察しているのだ。光は直進するはずなのに、不思議な現象といえる。
カクレカラクリ
京極堂は私を慰めようとしているのかもしれない。私には解る。
しかし何と不器用な労いの言葉だろう。この世には理屈で治まる心などないのだ。
姑獲鳥の夏
満足とは如何なる時も自己満足だ。それ以外に満たされることなどない!
魍魎の匣
「脳は鏡だ。機械に繋がれた脳が産み出すのは、脳の持ち主の意識ではなく、繋いだ機械の意識だ。これはやってみなくちゃ解らない。やってみて若しそうだったらあんたは、どうする?」中略
「そんなことはうそだ」
「嘘なものですか。この僕が云うのです」中略
「一瞬でも信用してしまったら、美馬坂さん、あなたの負けだ。これが呪いと云う、あなたがたの分野では扱えない僕の唯一の武器だ」
魍魎の匣
ろくに手も握らせない男のことで、泣くわわめくわ、どうなってんの。あんたみたいな面倒くさい女から男とるほど、あたし物好きじゃないわよ。バカ。
めぞん一刻

また会おう、同じ道を迷った時に。それまでは、さよならだ。私はイサコ。名付け親は、アンタだ。
電脳コイル
「ちくしょう…だから弱っちくてキレエなんだよ…人間は…」
うしおととら

「鍵盤ハーモニカ!」
「かみのけ」
「まーた”け”かよ!」
「もうないでしょ?」
「"け"ねぇ・・・・・あるよ」
「結婚しよう"う"だよ?」
「うん」
「よっしゃ、おまえの負け」
プラネテス
そして狼は、赤頭巾を食べた。
人狼 JIN-ROH
やっと…やっと消えたね。
るろうに剣心 星霜編
ごめんなさい…あなた。
るろうに剣心 追憶編
「ウィル、しばらく一緒にいてやってくれ。俺は外で泣く」
SaGa Frontier 2
「諦めろよ、ラベール。アニマを食われたら、もう兄さんじゃない」
「ううん、あれ兄さんよ。だって兄さん、泳げなかったもの」
SaGa Frontier 2
「あなたの好きなようにすればいいわ。あなたについていくかどうかは、一人一人が決めればいいことだもの」
「君はどうするんだ、レスリー。ついてくるのかい?」
「そうね、どうしようかな」
SaGa Frontier 2
「ありがとう、レスリー。君はいつも、俺を救ってくれるよ」
「私は全然救われないわよ、あなたといても」
SaGa Frontier 2
「ねえ アベル……。そっちに いってもいい?」
『いいえ』
「いじわる。でも いっちゃおうっと。」
ドラゴンクエストV 天空の花嫁
古い「憑きもの」信仰は、たしかに滅びつつある。しかしながら、本稿で垣間見たように、農村ばかりでなく、現代の都市生活者の、重層した形で帰属する複数の集団のそれぞれのなかにおいてさえも、衣を改めた「憑きもの」信仰がなおも生きているのをはっきりと認めることができる。人びとが他人を犠牲にしてでも自分自身の上昇を望み、その一方では他人の成功を苦々しく思い嫉妬を覚えるかぎり、広い意味での「憑きもの」はけっして人間社会から消滅することはないのではなかろうか。
憑霊信仰論
現代の先進社会では、「差別」は厳しく監視され、戒められている。だが、一人の人間が一人の異性を選びだしたり、一対の男女が相手を選び合ったりするのは、「差別」の最たるものなのである。不公平で、不平等なもの、それが「恋」なのである。そこに「愛」という語を付け加えるのは、日本であると西洋であるとシナであるとを問わず、欺瞞であると言わざるをえない。
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