柳生秘帖~柳生十兵衛 風の抄~ (SPコミックス)
柳生十兵衛が命をかけて柳生家に伝わる本を守る。
その本とは、
古事記。
史実なのか創作なのは自分には判断できないが、面白い。
劇画で人体構造を重視した描写なのに、しれっと5mから10mくらい垂直跳躍を見せて、笑う。
個人的に
柳生三厳柳生十兵衛と言えば
修羅の刻で、あれは超人が常識的な打撃で戦う漫画で、作品の前提や絵柄と内容が反している対比が面白い。
サムライチャンプルーで背中合わせに相手を突き刺す技があったが、あれは本作が元ネタなのだろうか?
あるいは柳生の技なのだろうか?
アニメ
シドニアの騎士でも斎藤ヒロキが柳生と思われる技を見せたが、柳生の技と言うよりも、戦国時代が終わり、江戸時代の安定において他流を含む剣術を総括し現在に残っている、と考えるのが正しい認識なのだろうな。
現代のポップスが多くの和音で成り立ち和声法は認識が容易だが、少ない和音でこなす対位法のほうが難しいみたいな本末転倒。
個人的には、これを
塗仏の宴現象、塗仏ってる、と言っている。