以下の画像はシングル、ハチポチ、everywhereの順。
頭から結まで再生して各周波数のピークを表示しているので、意外と見た目の違いは無い。速度の違いによるピッチの違いは自分には感じられなかったが、低音と高音の出はシングルとハチポチでは大きく違い、everywhereはシングルと同じ音源で高音が少し弱くこもり気味。
ハチポチは20khz付近で減衰してるが、低音が小さく、かつ聞こえやすい高音が出ているので、実際には高音がよく聞こえるのはハチポチ。
約束はいらないと違い、シングルの時点で充分な音量がある。
グラフじゃ相対的にわかりにくいが、ベースとキック近辺の音量(80hzから150hz)はシングルに比べて3dB程度も小さいので聴覚上は充分に差を感じられる。
シングル | ハチポチ | everywhere |
RMS-6dBFS | RMS-8dBFS | RMS-6dBFS |
※小数点以下は切り捨て
約束はいらないはハチポチ1択だったが、奇跡の海は低音か高音かの選択で明らかに方向性が違うので、どっしりを聞きたいならシングル、奇麗なのを聞きたいならハチポチか。
everywhereは劣化シングルという感じだが、良い道具と集中力をあわせてシングルの違いを感じる程度だから、低音と再生時間が大事ならeverywhereで問題ないか。個人的にはシングルの低音とハチポチの高音とRMSをあわせた折衷案が良いと思う。