2014年8月1日金曜日

映画「ロボコップ(2014)」の感想

ドラマがくどい。ここまで人間として扱うならロボコップである必要ない。
妻と息子を家族と認識せずに犯罪者であるか否かの判断だけってのは凄く燃えたが、もっと尺をけずって改造後に人間的な要素が無く、少しずつ、少しだけ人間的な要素が見えたほうが良かった。「僕悩んでます。あんたたちと一緒。人間です」共感は必要ない。
長い。悩んでるとこがんがんけずって、90分におさめてほしかった。

ロボコップがクールにきめてるのにカメラが手持ちで揺れてるので映像としてかちっとしまらない。カメラを動かすならドリィかステディにしないと。

出演者がアメコミすぎるw
フューリーにバットマンにゴードンにロールシャッハってw

右手が生身の意味がわからなかったが、特典映像で民間人と握手する政治的な理由で残されていたとわかった。本編だけじゃわからねえのかよ!w
アベンジャーズでキャプテンアメリカが仮面をはがされたときにその顔を見た一般人女性にカメラがよるが、キャプテンアメリカと知らずに好意をもっていたという場面が編集で無くされたと特典映像を見て知らないと意味がわからんのと同じ。グーニーズの巨大なタコとかw

息子との対面で、立っているマーフィの顔が見えず、座っている息子と首から下の機械の体の対比は凄く良かった。

バイクが格好いいのにいまいち。特別感が無い。
足がかなりのびていて、前傾姿勢になっていないから、姿勢としては楽なんだろうけど、しまらない。ダークナイトのバットポッドに勝る点が無い。

音楽がしょぼい。かつてのテーマ曲うんぬんじゃなく、単純に1本のアクション映画として音楽が盛り上げてくれない。

最後はバイザーちゃき、カメラがロボコップによってクールに終わりだと思ったら、フューリだった。そらないぜ。
自分の考えた構図じゃなくとも、例えば疾走する後ろ姿とか、ヒーローものは最後ヒーローの姿で終わりだろ。