ここに至り、自分は藤田和日郎をどう評価して良いのかわからなくなった。
記号というには余りに重く、先が読めないというには段取り丸見え、手抜きというには密度が濃い絵、名作というには粗がある。
作品の入り口(年齢層)を広くした上で萌え消費や価値観の甘えを許さないがサービスは怠らないという、なんだこれ。
ここに至り、自分は藤田和日郎をどう評価して良いのかわからなくなった。
記号というには余りに重く、先が読めないというには段取り丸見え、手抜きというには密度が濃い絵、名作というには粗がある。
作品の入り口(年齢層)を広くした上で萌え消費や価値観の甘えを許さないがサービスは怠らないという、なんだこれ。
常に、漠然と、知識と発想と描写と情熱を持ち合わせた作品を探していて、世界(WEB)をうろちょろしてたら見かけたのが本作。美少女を撒き餌に地政学を扱った蘊蓄漫画。
これを書いてる時点では2巻までを読んだだけだが、面白い。
荒木飛呂彦や岩明均やクリストファーノーランのような、主流派と折り合いをつけつつ明らかに一般的でない思想を常識として扱える作家を探してる流れで、うめざわしゅんを知った。
ひとまず1冊だけ性格を知るために読んだのがパンティストッキングのような空の下。
軍人ではない。自衛隊だ。