2020年10月25日日曜日

菅野よう子作品集「時の記憶」間奏のコードが間違ってる

ヤマハから発売されてる菅野よう子作品集に収録されてる時の記憶

自分は知らない曲だったのでコードを見ながら聞いてたら違和感があり、そこをピアノで確認した。

彼女らしい間奏だが、楽譜だとAsus4になってるが、ベースがF#なので、Asus4/F#が正しい。どことなく第一転回っぽい響きでsus4だとは思わなかったが、素直なsus4には全く聞こえない。特に音色に幅が無いピアノ1本だと、こんな素直な和音では無いのは明らか。

3拍目でD/F#(D1転回)だが、原曲を聞く限り1拍目からF#が鳴ってる。ピアノの難易度を鑑みたのだろうか? しかし、この楽譜は全曲が原曲Keyで、そういう意味で難易度に配慮していない。個人的には原Keyなのはありがたいが、市販の楽譜で明らかに異なる和音記述はやめてほしい。それでも最初から聴取するよりは気軽とは言え。

iOSのGoogleカレンダー検索は過去3箇月まで

検索が可能で一覧性に優れた日記が何か無いかと聞かれて、とりあえずGoogleカレンダーを使えば良いのではないかと考えたが、試してみるとパソコン版は全データが検索対象だが、iOS版はきっちり3箇月(1日ずれると非表示)だった。

2020年10月24日土曜日

iOSに常備して欲しい「日本語」特有の機能

仮に、書けない漢字を調べるのにiOSを利用するには以下の手順がいる。

  • iOSを起動してパスワードを入力(ロック解除)
  • ブラウザなりメモなりを選択して起動
  • 調べたい漢字を入力

だいたい3手間で、それぞれに数秒の手間や待ち時間がある。そこで、iOSを起動した時点で、ロック解除が不要で文字入力(漢字変換)だけを表示する機能が欲しい。

と思ってこれを書きながら色々と試していたら、ロック画面から見られるウィジェットの検索で文字入力が出来た。

別にiOSで文章を書くのではなく、一般的な国語で読めるし既知だが書けない漢字を即座に調べたいだけなので、これで解決した。

2020年10月23日金曜日

山口恵梨子と隻腕ドラムに対する疑問

山口恵梨子は、その容貌と知能で既に充分な立場を確立している。その彼女とは全く無関係の片腕ドラマの動画を見て、彼女と彼に抱いた疑問がある。

2020年10月22日木曜日

電子ピアノのソステヌート問題

アルトやソプラノが鳴ってる中でバスの音程や音圧を想像、脳内で合成出来ない。楽器をやりながら、その程度の能力の人間は幾らでもいるだろう。

仮にピアノの場合、その問題を幾らか解決する方法がある。それがソステヌート。自分はグランドピアノを持っていなかったので、その発想が無かったが、電子ピアノに常備されていたのでペダルを買い足して試してみた。

確かに、踏んだ音だけが音価に影響し、事後に弾く音は影響しない。自分が求めていた機能だが、サスティンと違い不便だった。その理由が、サスティンと異なり鍵盤より先に踏んでも反映されない。体感上、弾くと踏むを同時でも駄目。500msくらいの時差で踏まないと反映されない。

生ピアノは構造の限界だとしても、電子ピアノならon/offだけなのに、この程度の設定変更も出来ない。ちなみに、自分が使ってる電子ピアノがP200古いというのも理由の1つだが、どうも電子ピアノ自体が意外と見過ごしてる機能のようだ。

ヤマハは元々ソステヌート入力に対応してる楽器に限り、全機種のファームウェアを更新してソステヌート仕様を改善して欲しい。

2020年10月21日水曜日

ときど 努力2.0 - 携帯電話と果物と花

内容に特別な事は無い。それを継続できるのが特別ではあるが。彼という媒体にこそ価値を見てる読者向け。

  • 自分同等以上の同業者と情報を共有する。
  • やりたくない事は、やりたい事の中に盛り込む。
  • 上記を含むが、日課にする(作る)。
  • 自宅は寝る場所だけにする。
  • 質より量。量の中から質は見出せるが、逆は無理。
  • 解説が可能になるまで分析する。
  • 成功より失敗が教材
  • 記録(日記)をつける。

本自体はよく整理されてるし、既存の方法から、自身の具体例に続いてるのは読みやすいし、証明の1つ。

特徴的なのは日記だろうか。日記というと基本的には自分の思考などを文章にするのが一般的だが、彼の場合は幾つかの項目があり、それをABC評価していくだけで、文章を書かない。これは情熱大陸でも披露していた。彼とは無関係だが、落語家の瀧川鯉昇が著書の鯉のぼりの御利益で披露してる日記は、修行時代に食事をおごってくれた人物,食事,日付だけが1行1日で書かれてるだけのものだった。それに通じるものがある。日記など所詮は想起する契機に過ぎないので、日付を見て思い出せるなら日付だけでも充分という事か。その契機が何かを自覚して確立しろと。

前著にも共通するが好きこそ物の誉れ。継続するのは簡単な動機と、可能な限り容易にする環境作り。

主題である努力とは異なるが、1点ジョジョリオン果物と花くらい発見と同意があったのは、携帯電話の話。彼が通ってる空手の先生曰く「昔は携帯電話が無かったので電話など連絡をとる時間が限られ、夜を避けるのは礼儀だった」これは全く同意する。自分はよく手軽と気軽は違うのに混同されてると評してるが、道具や手段は可能な限り手軽であるべきだが、それを実行するのは必ずしも気軽であってはならない。手段と実現を混同するテクノロジーは貧困を救わない問題。

The Prestigeの原作奇術師では、仕事の大工の怪我で趣味の手品を出来なくなるのを恐れて仕事をやめ、その上で仕事にしたという展開があるが、自身の執着の自覚というのは、小説や成功者に書かれるほど容易ではない。この小説の場合には些細な手品も生涯をかけた修練に支えられ、努力や好奇心を強迫観念とすら書いてる。

本書の場合は、彼の経験と分野を大衆に肯定させるため、あるいは分野の人口や発展も念頭にあるため、逆に強迫観念や義務や苦悩を願望や好奇心に置き換えている。ただし、努力とは結局のところ行き詰まるのを前提としていて、その点では文章や語彙は優しいが、その厳しさを自覚された内容であるのは変わりない。原理自体は何も得るものはないが、実例の1つとして何を得られるか。

2020年10月17日土曜日

活字でしか暗記できない体質

ある言葉、ある記号が、色や大きさや形はある程度同じで読めるし判別できるのに、手書きと活字で暗記しやすい、しにくい事がある。

「事がある」なんて生優しいものじゃない。手書きの情報だと活字よりも10倍くらい暗記の時間に差が出る場合、どうしたら良いのだろうか。手書きでしか存在しない情報があるし、単純に印刷などのコストもある。

手書きの利便性は活字に勝るし、手書きでしか出来ない事は幾らでもある。しかし、整理された大量の情報を読むには活字は不可欠で、手書きにせよ活字にせよ、いずれ片方にしか対応できない能力はつらい。

色や形で工夫するのは人間の有能さだが、コストが高い方でしかうまくやれない状態を改善できないのだろうか。

2020年10月16日金曜日

ジョジョリオン 24巻 - これまで崩壊を避けてきた荒木飛呂彦が描いた崩壊からの再生

  • 家族の崩壊
  • 古典的な父殺し
  • この顔が描ける荒木飛呂彦
  • スキャン臭くない背景
  • 院長=レクイエム。擬人化された運命。
  • スタンドの都合の良さ。見える見えない格差。ホラー映画。
  • 戦闘は装飾。決断と行動と損失と獲得
  • 石仮面とエンヤ婆。弓矢。

家族の崩壊。これまでのジョジョは、家族愛が絶対的だった。脇役や主題としての不幸な境遇は幾らでもあったが、少年漫画という事もあり主役の家族には絶対的な信頼があった。しかし、ジョジョリオンには既存と同じ荒木飛呂彦流の肯定的な要素がありながら、これまで最初から再生を描いていたのが、その前の崩壊を描いている。主役の不都合な家族愛に少し踏み込んだストーンオーシャンすら1話で既に崩壊が終わって再生から開始されている。

2020年10月15日木曜日

電子ピアノに追加して欲しい和音の音量調節の機能

  • 2和音以上は常に最低音が音量を大きく、逆に最低音以外は自動で音量を小さくする機能。EQでは常時音質が異なり不便。
  • 音程で区別するスプリットではなく、和音の最低音(最高音)だけが異なる音色になる機能。

目的は主に、低音の認知度を高めるため。和音として認識できても、メロと同様に内声や根音を単旋律的に容易に認識するのは難しく、それを容易/練習出来るように。

2020年10月14日水曜日

ケヴィン・スペイシーの事は嫌いでもK-PAXの事は嫌いにならないでください…というか配信してください。

今年、デヴィッドフォインチャーのゲームが日本で再販される。1997年当時はDVDが発売されたが、当時の発売元東宝株式会社の統合だか放棄だかで日本での販売権利者が不明となり、長らく日本ではBDどころか配信すら無かった。一般市場に出てる映画で英語圏ではもはや古くて100円で見られる類の映画だが、日本では無駄に見るのが困難だった。

さて、内容とは別の事情で今の日本では見られない良作の1つにSF映画K-PAXがある。本作は決して歴史に残る名作とは言えないが、例えばETコクーンコンタクトArrivalなどの流れの中に挙げられて良い作品の1本ではある。Youtubeで解説や紹介の動画をあげてる日本の映画オタクがどうして本作を誰も扱わないのか理解できない。

本作も英語圏ではせいぜい500円程度で見られる、市場商品としては全く平凡なものだが、日本で見るのは困難。

誰でもわかる感傷と、SF映画としての人類にとって未知の一部が垣間見られた時の感動。たしかにシチュエーションコメディ的な視覚的な地味さがあり、ポップコーンを求めてる消費者には退屈で、名作や大作を求めてる消費者には薄味だろう。

しかし、例えばETの月自転車などと同様に、本作のプラネタリウムは名場面集として並んでも遜色が無いし、少なくとも1回は見て損したという気分にはならないくらいの内容をともなっている。

本作は世界的に売れなかった。これは事実。今のところショーシャンクのような展開も見せていない。そこに、ケヴィン・スペイシーの問題も乗ってくる。関係ないが、先日逝去したまつもと泉と同じ歳だったのか。

彼の問題はどうあれ、彼が出演した作品の内容には無関係だし、問題なく見られう映画が幾らでもある。自分としては、ユージュアルサスペクツセブンLAコンフィデンシャルアメリカンビューティーと並んで見られる作品であるべきだと思う。

日本の映画オタクやSF映画ファンや名優好きなどが無視したり、あるいは販売に影響しないという現実も思い知り、売れてる名作と同様に素晴らしいと評価する身としては、悲しい限り。

目黒区が発行している「目黒の手話」23区にそれぞれ欲しい「地名の手話」本

図書館で見つけた目黒の手話という本。表紙が厚紙で補強しただけの体裁で明らかに市販の本とは異なるが、奥付に価格が書いてあったので、1000円で販売されているらしい。しかし、ブックオフやAmazonなど、新古両方とも検索表示されなかった。

初版が2003年で、2013年に改定したらしい。

権之助坂祐天寺の地名手話は本書(目黒区聴覚障害者協会)が定めたらしい。

区内の地名や施設の名前などが掲載されている。これ23区全部にあるのだろうか? だとしたら23000円で全部揃えたいが、同じ体裁で「**の手話」と検索しても似たような本は見当たらなかった。

地名というなら、そもそも47都道府県それぞれ独立した手話の本があるのだろうか? あるなら読んでみたい。本書を読んでみると、手話以前に知らない地名(場所)もあり関連情報としても有益。