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2019年10月10日木曜日

スタートレック:ピカード 最新の予告映像 - 歴史を知る者には響く

Star Trek: Picard - Official Trailer | Prime Video

派生作品が多く、それぞれにファンがいるが、それでもスタートレックと言えばTNG。
ピカードの声優が麦人じゃなく吉水慶の頃から知ってる身、当時声が変わった事に衝撃を受けた身としては、是非とも見届けたい。
X-MENの教授を彼がやると知った当時は、映画オタクとして知ってた程度のノーランがバットマン映画をやって、かつそれで世界制覇するとは思わなかったのと同じ程度には驚いたし、嬉しかった。
X-MENの出来自体はアレだったけれども…

Patrick Stewart
純文学をやりたかった彼が、くだらぬ大衆娯楽の出演に悩み、それが世界的に愛される事になった歴史を知ってると、その総決算をやるという意味でも熱い。

2019年10月6日日曜日

GOLIATH 3 - ビリーマクブライド - あまりに酷かった2から頑張って盛り返した

当時David E Kelley復帰作というので1を見て面白かった。
しかも、Ally Mcbealボストンリーガルではなく重く暗いプラクティス系。
これまでの1話完結ではなく、1シーズンで1話という長編。
1は個人的な事柄と社会的な問題を絡めて、大枠で解決した奇麗な展開と、それでも救われない自虐性などのバランスも良かった。
しかし、2があまりに酷すぎた。
2はキャラ萌え(人間関係)など、本来は作品の装飾程度の価値観が主題となってしまい、これまでDavid E Kelley作品を知ってる視聴者からすると、いつもの崩れ方でもあり悲劇。
そもそも、GOLIATHという題名通り巨大な利権に対するのが主題なのに2は脇道が多すぎた。

2015年1月5日月曜日

ホーンブロワーDVD-BOX1を見終わった


戦争や帆船というよりも、毎回ホーンブロワーが無能に反発されて苦労する、という様式。
2で飽きて、3はもう無理くり。
ただし、作品自体は3からどんどん面白くなる。
状況の深刻さが増すから。
打ち合い斬り合いだけじゃなく、ただ静かにやりすごす状況に幅がある。

準レギュラっぽいキャラが次次に死んでいくのが容赦なくて良い。
奇襲のために、発作をおこした仲間を殴って失神させたり、ドラマ(予算)の都合で構図が限られているが、それぞれ行動の意味を見せつけることで緊張感を維持している。

4でも、予算の都合で敵側の兵器や戦術を見せられないのを、主人公側からは見えない、という演出によって作品に利点としている。

「6匹だぞ」や「機密公文書の落ち」は実に、らしい。

4の町娘ならともかく、美人だろうがキャラが立ってようが40程度のおばさんが保身のために敵側の男と寝た程度で動揺しすぎ。
目的のために男と寝るのをためらわないビッチはいい。

毎回2本トップスルスクーナに乗る(4では乗らなかったか)。

段々と合成が目立つようになってきたが、背景に限っているのと、画質の悪さが合成の粗を隠してる。
最近の映画みたいに1秒に満たないカットでも、ここだけ合成だ、と気づいて萎えることがない。古い恩恵。

3の戦場以外での敵同士の関係や、4での様式が先の戦術を見るに、そら機関銃の社会史になるのも当然だよなと。

4は産廃映画レ・ミゼラブルよりも、ちゃんとフランス革命の悲惨を描いていた。
レ・ミゼラブルを意識したのか、メロなどは当然異なるが、長調でドシラソファミレドとOne Day moreと同じベース展開をする曲があった。
あれは確か、フランスの作品だがイギリス主導だっけか?

傲慢な貴族や底辺兵士の挙動を見せながら町娘を陵辱しないの明らかにおかしい。
描写の程度はともかく、そういう行動自体はしっかり作品で扱うべきだと思うが、ギロチンだけだった。
ベルセルクも今じゃすっかりてぬるいし。

4の陸軍隊長がイケメンすぎる。
最初は傲慢なボンボンと思わせて、政治的な配慮も出来るし軽口も叩くし仲間を気遣うし戦場で有能。
この作品で1番のイケメンじゃなかろうか。

帆船の映像が少なく地味。
この時代の帆船は順風の最大速度でも10ノット程度だったから、映像だと停滞してるように見えるのも当然で、現実的とも言えるが、やはり地味だ。
アサシンクリード4海皇紀の機動が異常なのだけどW
1の最後で、映像の見栄えを優先するために、真横風なのに開きが正横になってたり、実物を使った弊害もあるが、段々と風向きと帆の開きにも気を使うようになってきて、状況説明の遠景で見える船などでは風向きと帆が一致していた。
米が海水を含んで膨張し船を沈める、というのは地味ながら海洋ものらしい素晴らしい状況演出。
帆船が出てくる娯楽作品だと、戦闘や天災で刻々と変わる地味な要因による困難、は描かれない。
無風だからボートで曳航というのも、作品においては尺稼ぎにすぎないが、素人に容赦ない説明せずに帆の開きや帆船の部分名称のがしがし言ってく世界観と作風の維持。

音楽は低音が無い。
予算の都合か、コンバスとバスドラムを使っていないのか、単にミックスとマスキングで感じないのか。

4の町娘との恋愛がやっつけすぎて酷い。
メディア的美人じゃなく、ちゃんと町娘っぽい女優を使ったのはえらい。
しかも、閉じたまま押し付けるだけじゃなく、ちゃんとしたキスをしていてえらい。


2015年1月4日日曜日

「ホーンブロワー 海の勇者」DVD-BOXを購入

ホーンブロワー 海の勇者を買った。
原作は未読。

まだ1巻しか見ていない。
米が海水で膨張し船(トップスルスクーナ)が沈没するってのは海洋作品ならでは。
帆船の扱いの度合いがどうあれ、戦闘や天災による沈没ばかりで、積み荷による実際的な影響というのは娯楽作品では省かれる。
本作でも沈没は、戦闘で船底に穴があいたからなのだが、その後の積み荷の変化と船の損傷までをしっかりと見せる作品はそうない。

奇襲前に発作を起こした仲間を黙らせるために殴って失神させるなど、かなり辛辣な描写もあり、時代か予算か構図が限られ映像はたいしたことないが、所所の世界観を示す場面が有効でしっかりしてる。

全部じゃないが、ちゃんとロケで撮影している。
そのために厳密には動いてるが映像的には船が静止してる映像ばかりで地味。
当時の船は追い風の最大速度でも10ノット程度だったから、現実的とも言えるが映像としては地味。

ドラマの都合か、人間関係の展開が、特に懐柔が早すぎると思ったが、原作からなのかドラマ故かはわからない。

「6匹だぞ」は絶対に来ると思った。
というか会話が長くて、そこを突っ込まないのかよ、と思ったがちゃんとあった。
こういう会話は非常にヨーロッパ的というか、洒落ている。


付属の解説書には、ちゃんとフリゲートと帆装をわけて紹介してあった。
本作より、およそ100年前が舞台のゲームアサシンクリード4ではスクーナーやブリッグという帆装とフリゲートという軍艦の種類を同じ「名称」として扱っていて残念だった。
実際の呼称という意味じゃ間違ってはいないし、扱いはそんなものなのかもしれないが。

音楽は木管が中心。
管弦楽で派手な場面での
時代か予算か、低音はまるでない。
フランスの宣戦布告で短調の重い感じじゃなく明るい曲だったのはどうなんだろうか?w


2014年7月22日火曜日

【The Practice】ついにFinal SeasonのDVDが発売。※ただしアメリカに限る

日本はおろか、アメリカでも3rd以降が未発売だったドラマThe Practiceの続きがついにDVD発売された。
ただしアメリカに限り、しかもFinal Seasonだけ、みたいな。
何かの権利問題で無理なのだろうか?
出演者も変わり実質ボストン・リーガルなのだけど、こちらはアメリカでちゃんと全部発売してるのに日本は2ndで止まっている。
本国で無理な事情があるならしょうがないけど、そうじゃない作品で終わりまで発売する気が無いなら最初から出すなよ。
売れてないからだろうが、詐欺じゃねえか。

2014年7月17日木曜日

【The Guardian】16歳婆Heather McCombが10年後に「The MENTALIST」でSimon Bakerと再共演していた

ヒューマニスト 堕ちた弁護士がレンタル100円になっていたので借りて見た。
The Guardian: Season 1, Episode 6 Indian Summer (30 Oct. 2001)が扱っている問題の深刻さと、未成年とのセックスを利用され振り回される笑い話の両立が面白く、16歳なのを黙って25歳と偽ってセックスしたが実は16歳じゃなく29歳だった女を演じたHeather McCombが凄く良かったので経歴を見たら、The Mentalist: Season 3, Episode 18 The Red Mile (19 Sep. 2012)にも出演していた。
Simon Baker主演作品に2度も共演していた。
しかし、どの話か全く憶えていなかったのでDVDを引っ張りだしたら、あの自殺の話だった。
事件はくそつまらないけど、生き様話として素晴らしく3rdの中で上位の面白さだった自殺の話だった。そっちばかりが記憶にあって事件関係者なぞ全く憶えていなかったが、被害者の妻だった。

Heather McComb The Mentalist Season 3, Episode 18 The Red Mile (19 Sep. 2012)

10年後の再共演とは、Simon Bakerが無名時代の端役でL.A.CONFIDENTIALに出演した時にKevin Spaceyと共演していたが、14年後に今度はSimon Bakerの名前もしっかり大きく扱われた上でKevin Spaceyと再共演したマージン・コールくらいに感慨深い。

それにしても、ERでKirsten Dunstの声をやってた坂本真綾のあれと言い、自分を助けないとわかった男に対してあることないこと自分を強姦しただの男の部屋に行っただの喚く女は最悪だな。それぞれ深刻な場面として扱い、しかしドラマだから笑えるが、実際に経験が無いのにあれが女の本質と思ってしまうあたり恐ろしい。