2018年6月19日火曜日

個人的に面白かった海外旅行に関する動画

  1. http://www.nicovideo.jp/watch/so27136228
  2. http://www.nicovideo.jp/watch/so30798542
  3. http://www.nicovideo.jp/watch/so33305770
  4. トラベル・ショー: ベツレヘム探訪 (字幕版)
  • 1は映画と旅行経験の比較をしていて、映画ではわからない事と、経験後に映画の凄まじさを保管できる変化がわかる。
  • 23は海外旅行童貞処女が1度の経験で変化した様。自分も1生に1度のつもりで行ったのだが、むしろ1度の経験で抵抗が無くなり、金と時間と動機を探しては行くようになった(と言っても自分はまだフランスとスペインの2回しか行ってない)。
  • 最後のトラベル・ショー: ベツレヘム探訪 (字幕版)はAmazonのBBCチャンネルが始まり、試しに見たもの。盲人が100カ国以上を旅行して、その1つをBBCが取り上げた。声をあげたら10人に1人くらいは助けてくれるとか、床で寝たなど、色色と経験談がある。BBCのスタッフがいたから彼の扱いが良かったのもあろうが、自分はヨーロッパという安全な国しか知らないが、英語がわからない得体の知れない日本人にMay Iと迷わずに声をかけて助けてくれた親切な人人がいるのを知っている。だから、この番組で彼を助けた人人も言うほどの嘘や演出ではないのもわかる。

2018年6月18日月曜日

「消しゴム」より「修正液」のほうが良い理由


浦沢直樹の漫勉 藤田和日郎を見て、何となく記憶に残っていた修正液。
  • 消した跡が残る
  • 消しながら、書く運動記憶と同様に機能する
1つ疑問があり、消えるボールペンは摩擦の「温度」で消えるので、高温の場所に放置してたら記述が消えてしまったという記事があった。
これも、うっかり置き忘れた場所で溶けてしまう事があるのだろうか。


Mac OS 10.7.5で使うHandbrakeは110じゃなく107

Macbook Pro Late 2011(OS 10.7.5)の起動ディスクがぶっ壊れてバージョンの問題と戦いながら何とか復旧できた

2018年6月15日金曜日

【化物語】大暮維人の漫画版 - 感想


  • 女キャラの目は小さめ
  • 元エロ漫画家にあるまじき乳首無し
  • 善くも悪くもシャフトを振り切れない演出
  • 背景がデジタルトレスで陰影が強く、怪異の描写はリアル系でグロく、出来事がちゃんと深刻に見える
  • 鋭い絵を描けるのに、萌え場面じゃない、戦闘で吹き飛んだりした衝撃で苦しむ戦場ヶ原ひたぎの顔が、完全に喘ぎ顔
  • 忍野メメはシャフトよりこっちのほうが良い
もともと絵だけは抜群だった大暮維人が今更漫画化しただけの事はある。
台詞や場所や状況など改変されてるが、もともと基準なんてあって無いような作品だし、どこまでもだらだらと続いてるシリーズを、しっかり面白く売り直すための改変だし、西尾信者ではない自分には、その点も気にならなかった。


Macbook Pro Late 2011(OS 10.7.5)の起動ディスクがぶっ壊れてバージョンの問題と戦いながら何とか復旧できた

Macbook Pro Late 2011 15inch
2012年1月21日に購入した。
2017年5月に起動しなくなりマザーボードを交換。
2017年6月30日にサポート終了だったのでぎりぎりだった。
そして、最近になって何をするにも虹るようになり、色色といじっていたら、起動に10分もかかるようになってしまった。
マザーボードを交換して1年程度なので、恐らくはHDDかRAMだろうと予想。
ディスクユーティリティで起動ディスクのアクセス権とディスクの検証/修復をしたが改善せず。
Disk Warrior 5ハードドライブ内蔵のトラッキング機能によると、予備のブロックを全て使い果たしていると報告しています。と言われた。
HDDがハード的に壊れたようだった。
HGST(エイチ・ジー・エス・ティー) Travelstar 1TB パッケージ版 2.5インチ 7200rpm 32MBキャッシュ SATA 6Gb/s 【3年保証】 0S03565Salcar USB3.0 2.5インチ HDD/SSDケース sata接続 9.5mm/7mm厚両対応 UASP対応 簡単脱着5Gbps 18ヶ月保証を購入して、Startup Managerから復元するも、ソースHDDがまともに読み込まず途中で復元が中止される。
そこで、復元ではなく購入したHDDにOS 10.7をインストール。
ケースから外してMBPに入れて、無事に起動。
問題は、新しいHDDで起動したが、壊れたHDDのデータをコピー出来ないので、古いOS 10.7のアプリをどこまで再現出来るか。
最悪、仕事で使うLogicとProtoolsだけ動けば良いと覚悟を決めた。
Logicは、App Storeアプリの購入履歴から再インストール出来た。
Final Cut最新OSじゃないと駄目だった。
Protoolsは、当時9を使っていた頃に送られてきたメールPro Tools 10 No Cost Upgradeからhttps://account.avid.com/にログイン。
ちゃんとアカウントにリンクして旧VerであるProtools10をインストール出来た。
起動も確認。

ひとまず、今日はここまで。
起動や動作が遅いだけならまだしも、データのコピペなどが出来なくて仕事にも影響しそうでびびったが、HDDが原因だと早くに断定して対応出来た上に、必須の環境だけは再現出来たので、良かった。

問題はFCPで、今更10.7環境で動画編集、しかもFCP並に出来るソフトが見つかるかどうか。
試してる時点ではHDDかわからなかったので、平行でOS10.7と10.8も注文した。
HDDとケースを含めて15000円程度の緊急出費。
最悪Macbook Pro現行機種を買うしかなかったのを考えたら安いもの。
マザーボードを交換して1年。
今回で起動ディスクを交換。
おおよそ奇麗な状態なので、これであと4年はもってくれたら、いよいよ諦めてMBPを買いなおそう。


2018年6月13日水曜日

楓牙 - ふしだらな兄妹 - 感想


【物語との乖離】
雑誌での原稿料があるから無理だろうが、もし単行本を前提に描くなら、もはやセックスは最初話と最終話だけにして、やりたい本編だけやったらどうか。
初期は人間関係=恋愛だからエロ漫画として成立していたが、楓牙も歳で今では恋愛以外の異質な関係を描くようになり、物語とセックスが無関係。
とにかくセックスのために理由不問の馬鹿な作品ならともかく、物語を売りにしてるからこそ、乖離が目立つ。

【ツリ目】
個人的に、ツリ目は絵の目としては普遍的にタレ目を優越してると思っていたが、それは間違いだった。
近年、ここ10年くらいで、気づけばタレ目が分野の主流になってる。
恐らく男の消費より女の消費が勝る、女むけの商品が増えたのが1因だろうが、いずれにせよ、タレ目時代に久しぶりにツリ目キャラを見た気がした。
この辺り、意図した時代錯誤だろうか。
個人的にはツリ目派なので、これは嬉しい。
イカガールよりタコガール。
ツリタレの例で、藤田和日郎の美少女目はツリだろうかタレだろうか。
基本的にはツリだと思うが、表情が激しく変化する絵であり、かつキリっとしつつ案外眉は山なり。
この単純じゃない簡略化という素晴らしい美少女は、もはや若者には売れない作風は別にしても、画風は今でも第一線じゃなかろうか。

【足】
今回、足が目立った。
ここで言う足は、足首から爪先まで。
楓牙は基本的に絵が大きめで、かつ着衣が多いのでセックスで足が見えないコマが多かったが、今回は。
姉の秘密と僕の自殺では裸足ながら、足が接地した踏ん張りだったが、今回は、正常位で足が宙にありながら指を伸ばしたり曲げたり反応の一部として描かれていた。
男は特に女の肉体こそ重視するが、女は男の指を見るのも女の靴への執着も、結局は安定した繁殖の延長である。
男は女の脚を見るわりに足の描写は扱いが軽い気がする。
少なくとも顔や胸と等しくはない。
反面、靴と裸足の対比は明確で、ブレードランナー2049で彼女が裸足で登場した時には、あざとさに笑ってしまった。
女の足の反応に嘘はない、と思えるほどに、少なくとも足にまで動きがあれば、そこまで気が通ってるという事になる。
笑顔が嘘であるかが問題ではなく、笑顔であるかどうか、という事。

今回、登場人物が4人だが、妹と眼鏡はやってよかった。
A*BとC*Dで終わってしまったが、A*CとB*Dの4組展開があれば、物語に便乗しつつ、よりエロかったのでは。
不本意だが拒むほどではない関係として。

【狩野ハスミ】
今でもMUJINの表紙は狩野ハスミが描いてるようだが、彼女もう漫画を描かないのはともかく、仕事を続けてるのなら、MUJINの表紙画集を出したらどうか。

絵柄はだいぶ落ち着いたか。
2作くらい前までは、ちょっとずつ絵が歪んできて、よくある加齢による絵よりも話(意味)によってしまったかと思ったが、今回は幾らかそれよりも前の絵柄に近くも、同じではない感じ。


田辺剛のクトゥルフを読んだ感想


背景、場所や状況が、登場人物と等しく扱われている。
洋画の魅力は撮影場所で、海外旅行気分を味わえるから。
それをちゃんと漫画で挑戦した作品。
個人的に、ハガレンが稚拙で期待はずれだったのが、一見人種や文化が違う世界が描かれてるようでいて、色や形が違うだけで、それぞれが異なる根拠や理由、成り立ちも機能も変わらない、見せかけだけで終わっていたから。
異文化を知らない人間が異文化を想像してるだけ。
若い作品を、ある程度の歳で読んでしまったのも悪かった。

その点で本作は、いかに異質な歴史を描けるかが勝負であり、実際にそれをやり通してる。
田辺剛が人に興味が無い、という感じはしない。
The Outsiderを読む限り、人間の本性というか、人間の寓話を描いているから。
しかし、人間がそうあるのは場所や環境、つまり歴史に依存している、というのが田辺剛の前提にあるようだ。
それなのに、へうげものあれよ星屑のような特定の歴史を強調せず、歴史という大枠に興味があるように思える。
それでいて、その断片なんからちゃんとやらな、という感じ。
水木しげるや石ノ森章太郎の系譜か。

自分が幸いにも海外旅行をできるようになり、ゲームにせよ映画にせよ漫画にせよ、何となく味わえたら良かったものが、話せぬ言葉に見知らぬ土地での経験に勝る、並ぶものを求めるようになり、おおよその娯楽作品が自分にとって価値が無くなってしまった。
だからこそ、今回これを読んで、空を飛ぶ飛行機、海を走る船、そしてそこから見える風景、これらは神的宇宙人を見たらびびるのと同様に、神的宇宙人すげえ、そのすげえ変なのがいる世界、山や海や空がすげえ。
そのすげえ世界に対応するために我々が作ったもろもろもすげえ。
そして、それを垣間みられて、やべえ!

君の名は批判の1つに、ある人物Aの魅力を描くのに、人物Aの友人達が人物Aをどう語り、そう接するか、それが皆無だった、というのがあるが、本作は、まさに、すげえやべえのを目の当たりにする以上、そこに至る行動に関わる道具、衣服や船なども等しくなければならない、という執着を感じる。
荒木飛呂彦の漫画術で、ある分野に精通した読者が、ある分野が描かれた漫画の間違いを見つけると、もう作品の現実感を失ってしまう、だから作家はそういった環境などの背景的要素もしっかり描かなければならない、といった事を書いていた。
田辺剛がやったる事はまさしくそれではないか。
自分が軽く気づいたとこでは、状況説明のための小さなコマで、帆船の帆のひらきと風向きとマスト旗の動きが、ちゃんと一致していて、トレスなのか意図なのかわからないが、少なくとも資料をしっかり扱ってるようだった。
作家個人の分野への興味というより、作品への興味の延長として、資料を掘り下げるタイプなのかも知れない。

小説は1冊だけで、あとは漫画しか知らないが、クトゥルフがラヴクラフト存命時に売れない理由もよくわかる。
煽るだけ煽って落ちがない。
漫画では断片とはいえ、神的な宇宙人を見せられるが、これを文字で読んだところで、どうなんだろうか。
故に、これらが押井守的に盛り上がったのも、わかる。
鬼平犯科帳の原作と同じで、よくわからんから幾らでもいじれる素材である。

ラヴクラフトの時代。
科学と精神の折り合い。
娯楽作家として扱ったのか、彼自身が時代の精神に依存していたのか、それは知らない。

漫画家として女に興味が無い。
例えば、藤田和日郎なんてのは、男の生き様にしか興味が無いような作家だが、男にふさわしい女という点で、ちゃんと美少女を描けてる。
男の報酬として第一に女、少年漫画ゆえにそこをやりきれないと成り立たなかった、という事もあるだろう。
短編を読む限り、それなりに美女も描けるのに、その方面で全くやる気を感じられず、笑ってしまう。

サイイド・クトゥブは反欧米の思想を持ちながら、クラシック音楽を好んだが、本作を読んで、その一部がなんとなくわかった。
思い上がりながらも、世界を捉えようとした挑戦。
かつ、それが人間以外に何かに向いている。
そして、それが人間を感動させる。

クトゥルフはどうしたって神的宇宙人の姿と、厨二的人間崩壊が中心に扱われるが、環境をしっかり捉えて描けてこそ、それが前提であるのだなと。


2018年6月10日日曜日

2018年の最悪映画「インフィニティ・ウォー」

【良かったところ】
  • サノスが主役
  • グルートが柄になる
  • 突き飛ばされて転がるオルセンの尻
  • 人類補完計画の静かな展開
  • 最後にやりきったサノスの顔と、静かな音楽演出。
【悪かったところ】
  • アクションが時間稼ぎだけで無意味
  • 主要キャラの戦闘もだが、終盤のアフリカ戦。アフリカ民族が全員で衣服をひるがえし構え、そこそこに場面展開したあとに同じ構図でひるがえしなおす、アフリカ民族の集合的な行動が、作品の展開に何も貢献せずに繰り返される。
  • 世界、宇宙をかけた戦いなのに、登場人物が無意味で無駄な女子高生の雑談をしすぎ。キャラ萌えとしてそれらがあるのはわかるが、世界をかけた戦い、しかも、価値観も目的も前提も全てが異なる未知の敵、恐怖と対峙してるのに、登場人物、そしてそれらを扱う作者がそれらの感情と行動の重要性を何も理解せず観客の知性を何も認めないゴミに提供するのはゴミだにすぎないという結果に。
  • シヴィルウォーが殴り合いで良かったのは、仲間同士の不本意な戦いで、殺したく無いという願望が前提にあるから。今回はそういう迷いを許さない殺し合いの世界で、相変わらず同じ乗りをやっていて酷い。
  • 音楽がうるさい。テーマ曲の乱発。同じ構図、同じ演出の反復。最後の人類補完計画をああやって演出できるからには、そこまでのやりかたが間違ってるとわかっている筈なのだが。
  • サノス連中がアフリカに攻めて来たのは、欧米がこれまでやって来た事と変わりない。それを、あたかもアフリカが欧米を歓迎して宇宙人に反発してるというのを、欧米の視点で描いてる傲慢さ。
  • インフラも乱れて独裁で虐殺もまだ残ってるアフリカから金だけ巻き上げて逃げ切ろうというディズニーの姿勢。
  • ワカンダフォーエヴァー問題もそう。現地の言葉は装飾にすぎず、大事な言葉を英語にするという。
  • オルセンとヴィジョンの最後。愛するがゆえに殺さなくてはならないという、作品においての肝が、セットとCG丸出しもしょぼいアフリカもどきで台無し。映画において、場所は登場人物と等しく重いという事の無理解。ブラックパンサーも最後に美しい故郷をCGでやって台無しだったが、本作はシリーズ核でありルッソ兄弟だから、ブラパンみたいなゴミにはならないだろうと信じていたが、彼らの問題か、ディズニーの呪縛か、結果はあれ。
  • 1400万621通りの未来。なぜ1つだけ勝てる可能性があると明言したのか。あそこは苦悶の表情で沈黙し、ストレンジだけが賭けに出たとわかればよかったのでは。
  • スターウォーズと同じ演出、同じ映像、同じ問題。
  • 消えるキャラノ契約、大人の事情丸出し感
SWは信者じゃなく、断片でしか知らないが、SW7を見たときに、もはや時代を作るちからはなく便乗するしかない貧しい作品だとわかったので8を見ていないが、マークハミルなどの言動から、やはりディズニーの呪縛のようだと思う。sm33331609sm33301629などを見る限りでは、監督や出演者ではどうにもならない、よくもわるくも商売上手の連中の問題なので、自分はもうMCUなどに1円も金をださないと決めた。
トランスフォーマーが1度も赤字になってないのと同じ。
あれは批判されるのに、MCUやSWが礼賛されるのは間違っている。
2回目の犬が島に行かず、これを見に行ってしまった罪悪感。
つまらないだけならまだしも、加担してしまったという罪悪感。

2018年6月8日金曜日

理科系の読書術

【音楽的な読書】と【絵画的な読書】
前者は、頭から結までを連続して読む。
後者は、任意の箇所だけ読む。
音楽的について。
楽譜は、音楽を聞かずに任意の箇所だけでも理解する絵画的な読書をするためのもの。

【15分法】
15分だけ集中する。

【目次を読む】
表紙と目次は、速読系でもよく言われる。
映画を見る前に、出演者や監督脚本くらいは確認するのと同様。

目に見えない要素を想像する訓練。
読書離れの時代は、読書するのが強みになる。
数百円から数千円で、数日の娯楽、あるいは一生の知識が得られる点で、本はコスパが良い。

【棚上げ不完全】
わからん事は放置して、わかるとこを処理する。
これ受験対策でもよく言われるが、娯楽にせよ勉強にせよ、好きな箇所、出来る事から。

【要素分解法】
複雑で困難な事は分割せよ。

知的生産=理系
知的消費=文系

入門書は異なる作者で3冊読む。