2020年6月11日木曜日

将棋が正座を廃止すべき理由

https://twitter.com/erikoko1012/status/1270490871847202816
https://twitter.com/erikoko1012/status/1270660909690585088
山口恵梨子が、どこまで意図したか不明だが、正座対策を公言した。
記録係自体が果たして必須の仕事なのかも疑問だが、勝負に第三者の目が必要なのはわかる。
しかし、正座は果たして必須の様式なのだろうか。
自分は、現在、男女で将棋の能力格差があるのは正座が1因だと考えている。
女の体調変化の速度と幅は男の比ではない。
しかも、将棋が老若男女にふさわしい行動なのに対して、正座はあまりに肉体的負担がでかくないだろうか。
もっと言えば、正座必須という事は身体障害(車椅子)を全く想定していないし、指し方なども両手が不自由な人種を想定していない。
次世代や海外の布教に熱心なのは結構だし、その価値が将棋にはあるのも同意する。
しかし、将棋は頭脳戦で老若男女、ルールさえわかれば人種も問わない素晴らしい行動だと公言して憚らないわりに、副次的な事があまりに将棋の能力とは別の問題で差別的/排他的に過ぎる。
まだまだ男女格差があるとはいえ強い女も出てきた。
しかし、自分が望むのは、男女よりもパラリンピックがオリンピックに勝るように、正座を出来ない車椅子や、駒やチェスクロックをうまく扱えない両手が不自由ながら最年少記録の藤井聡や最年長記録の木村一基に匹敵する天才が現れる事。
将棋の戦術よりも、将棋をやりやすい環境の改革として。